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櫻井の追体験 Vol.1

こんにちは!櫻井です。

前回の記事『立ち止まり日記 67日目』で「音楽や服などの芸術や、ビジネスや趣味を突き詰めている人がたくさんいるのでその人たちとランチでもしながらお話聞こう」と言いました。

ということで早速、一人目の友人と会ってお話ししてきました!(この初速大事。笑)

めちゃめちゃ刺激を受けてきたので、ちゃんと言語化しておかないと。


Kくんの現在

Kくんということにして名前は伏せておきますが、現在彼はアパレルブランドの店員さんとして自分の好きなことにどっぷり浸かれる環境に身を置きながらも、自分で服をクリエイトするというところまで手掛けているそうです。

休日も構想を練ったり、仲の良い方のお店に行ってお手伝いしたりと大好きな洋服とひと時も離れることなく過ごしています。

そんな彼がお客さんとの関わりで大切にしていることは、「お客さんにとって最適な洋服を提供すること」だそう。お客さんとの会話の中で、気持ちや体型など徹底的に想像力を働かせて、本当にお客さんが求めているものを提供する。他のお店にあればそちらをお勧めすることもあるらしく、社会人1年目とは思えないほどの哲学とオーラを感じました。

ルーツ~挫折と手応え~

そんな彼は僕と同じ高校・同じサッカー部で一緒に汗を流していました。Kくんも僕も高校サッカーでは能力で、というより欠かせない存在として、という努力のベクトルで頑張っていましたが、Kくんのこだわりようは改めて聞くと敬服の念でいっぱいになります。彼が頑張ることでみんなを盛り上げられたら、という想いや後輩への思いやりも別格だったように感じます。そんなKくん(と僕)は高校サッカーで頑張る精神的なタフさを鍛えたと懐かしんでいました。

一方で僕は一緒にサッカーをしていた仲間や先輩たちを見て、「プロで食っていく人たちってこういう人なんだな」とか実力の差に絶望してました。彼もそれは感じていたらしいですが、自分のできることに集中していたとのこと。また、全国レベルを練習で感じていたし、ネットでサッカーが見れるようになって世界レベルを感じたことから、現在のファッションでも常に世界水準を意識して仕事しないと、という想いに昇華されているそうです。

大学進学後は、理系大学生として勉強しながら体育会サッカー部の活動にも取り組み、さらにファッションの業界にまでその触手を伸ばして行きました。何でも手を抜かない真面目な彼は、自分の睡眠時間や遊びの時間を徹底的に削ってでも自分のやるべきこととやりたいことに没頭してました。

しかし、彼なりの哲学や想いと合わない人とも衝突して収入が激減したこともあるそうで、サッカー→授業→ファッション→バイト→仮眠→サッカー...という生活をしていたそうです。

バイトやサッカーや大学で両立ができたのはひとえに彼のひたむきな姿勢こそだと感じました。

そんなに頑張っているなら、と手を差し伸べてくれた存在がそれぞれのコミュニティーにいてくれたことに彼は本当に感謝していました。普通そんなうちで働いていいよとか授業のことうまくやっておくとかしてくれません。

そして物事がうまく行くようになってからは、超重要なポジションも任されるような存在になり、社会人と同じくらい働いたり、後輩や年上の方のマネジメントや営業などもしていたそうで、普通の大学生の100倍以上濃ゆい経験をしたように感じました。


こだわり

ここまでくると、「何でそんな服が好きなの??」と聞かずにはいられませんでした。「服ってWHATだと思ってる」。例えば化粧ってHOWで、どのように化粧するかがカギになる。しかし服は素材や1本の糸からこだわれるし、その背景に制作に関わったすべての人のストーリーが詰め込まれている。デザインや制作を自らの手で経験してきた彼だからこそ言える、奥行きのある言葉として胸に突き刺さりました。

また、大好きな服に対して常に成長している自分であるために、周りからどう思われようが一切気にしないそうで、周りから吸収できるところを全部吸収してやろうという姿勢で関わっているそうです。まるでドラゴンボールの魔人ブウやセルみたいな。


野望

そんなKくんがこれからどんなことしていくのか、率直に聞いてみました。

「日本のファッションシーンを盛り上げていきたい」

「世界にはルイ・ヴィトンとか席巻しているブランドがあるけど、日本ってあまりピンとこないからそういう存在を作って行きたい」

と、力強く語ってくれました。彼の想いと実現するために犠牲にしたことと努力が実って、自分のビジョンに突き進んでほしいと心の底から思いますし、実現できると信じております。全力で応援したい!!


最後に

今回、忙しい中あってお話ししてくれて本当にありがとうございました!🙇‍♂️

僕が感じたのは、好きな分野でとことん没頭することの強さとKくん自身の強さです。好きであればどんなに苦しくても耐えることができるし、その苦境を乗り越えたら化けることができる。そして乗り越えてもなお成長し続けられる強さにひたすら羨望に近い尊敬の眼差しを向けていました。

よくちまたでは「好きなことで生きていけ」とか言われますが、多くの人はその好きなことがわからない、という状態です。僕もそうでした。

しかしKくんは洋服という好きなものに夢中になって、いろんな人と関わっていく中で自分の哲学を形成してアップデートさせてきました。この強さ深さたるや。

これで僕の目標もできました!それは、

次Kくんに会う時までに、僕も何かに夢中になって哲学を磨いていることです!💪

その時にはより深い話ができたらと思っています。めっちゃ楽しみ!😊まずは夢中になれることを見つけていきます!(ある程度見当ついてますが笑)

それではまた次回をお楽しみに!


p.s. 今回本人の言った言葉そのままをお届けすることができず、僕の記憶でのワードになってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

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