「ない」ものはない。「ある」と「あった」があるだけ。
今日は上の子(中1)も下の子(小2)も土曜登校日でした。
「あー、土曜日なのに朝早く起きないといけなくてめんどくさい」と、頭の中で文句言いながら朝ごはん作っていて、ふと思う。
いつもは休日の土日、「あー、朝から子供がうるさくて落ち着かない、一人の時間が欲しい」と思っている。
「ある」ものを見ないで、「ない」ものばかり見るってこういうことですね!!
土曜登校日は「子供が学校に行ってくれるおかげで午前中一人の時間を堪能できる💛」って思って、休日の土曜日は「朝早く起きなくていいから幸せ💛」って思えばいいのにね。やっと気づけました笑。
そもそも「ない」ってない。「ある」があるだけ。
今、なくなったと思っているものは昔「あった」もの。それはなくならない。
例えば、失恋。恋がなくなったわけじゃない。過去、確かに恋はそこにあって、それは消えてなくならない。なかったことにはならない。だからその時に愛されたこととか、愛したこととか、そういうものが「あった」というだけ。
ノートの師匠、藤本さきこさんは、この世には「生きている人」と「生きていた人」がいる、と言っていました。すごい。亡くなった人はいなくなったわけじゃない。そこにいた人、なんですよね。
私はシングルマザーになって、夜の友人との集まりや仕事関係の懇親会は、基本的に全部行くことができ「ない」。毎日本当に忙しくで自由な時間がほぼ「ない」。
そう思って、前の生活の延長線上で考えて、「ない」にフォーカスしている時はちょっとだけ辛かった。みんなが羨ましくなったり。自分を責めたり。
でもそうじゃないんだ、今の私には私が望んで私が選んだ新しい人生が「ある」んだ、って気づいたらとても楽になりました!
お金が「ない」とか、時間が「ない」とか、愛が「ない」とか。「ない」は全部嘘だもんね。お財布や銀行にお金はあるし、時間もいつもここに流れているし、愛もそこらじゅうにある。
「ある」を見るって今に感謝をすること。
「ない」ばかり見るよりずっと幸福な習慣だね。
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