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【日銀総裁】第三代、第五代、第十一代総裁の人物像や政策

 こんにちは、sakuragiです。

 今回は日銀の総裁第三代川田小一郎、五代山本達雄、九代井上準之助の人物像や行った政策について勉強したのでメモ程度にこのnoteにまとめてみました。(600字程度まとめ) 
 なぜ、この三名を選んだかというと日銀のホームページ空白である川田小一郎が次の世代に向けて蒔いた種というタイトルでまとめようと思ったからです。
皆さんの勉強や知識のために活用してくれればと思います。

明治のローマ法王 第三代総裁 川田小一郎

 川田小一郎は武士でありながら商人であるという二足の草鞋を履く人だ。若くから土佐商会という現在の三菱の経営を担っており、海運事業で反発があった三菱・三井の双方共倒れの危機を双方和解の道へと導いた話術を備えている。また、明治維新の際に住友家の広瀬宰平とも親交を深め川田小一郎の人脈には三菱や住友がいた。しかし、三菱・三井の威を借るキツネではない川田はその特異なリーダーシップをもとに銀行家や伊藤博文をはじめとした政界の実力者を黙らすことができる人物だ。
川田総裁が行った政策は大きく分けて四つある。

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