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何が向いているのか分からない

大学4年の就活に失敗した私は、春からクラウドソーシングでライティングの仕事をもらい「webライターのような仕事」をしている。ライターと名乗れるほどの仕事をしている自信がないから「webライターのような仕事」と感じる。

あと何より、あんま稼いでないしな…って開業届も出してない。どっちつかずな中途半端な状態だと思う。正直周りにwebライターがいないから、webライターの「普通」がよく分からない状態なのだ。

書いていけばいくほど、私には文章を書くことって向いているのか疑問に感じる日々。普通のライターって一体どんなことを考えながら書いているんだろう…。私はずっと普通を求め続けている。

なんとなく、最近失敗続きで、「こんなんじゃダメだよな」という漠然とした不安が私の前には立ちすくんでいる気がする。

4月頃のわたし

前までは1記事2000文字に対し400円という低単価な記事を1ヶ月近くしていた。「まあ初心者だから仕方ないよね」と考え、クライアントが出したキーワードからリサーチし、構成や文章をただ深く考えずに書いていく作業。でも、このままじゃスキルアップもしないし、時間の無駄だと感じ思い切って契約をやめた。

いまのわたし

今は4月の頃に比べると単価がいい仕事をもらっているし、少しずつ収入は上がっていっていると思う。

けれど、このままでいいのだろうか。

単価がよくなればなるほど、それほど文章力や技術を求められていくと考えている。でも、私にはそれに見合っているほどの能力を持っているのだろうか──?そんな疑問で最近、頭がいっぱいになってしまう。多分、この疑問を埋めるためには、今自分が書いている文章の癖を見つけて、良い方向へ直すことしかないんだと思う。

文章を書くことを楽しいと感じられる人になりたい。

正直、今のわたしは文章を書くことが楽しいのかは分かっていない。最近ライターの仕事をしている人を見てみようと思い、周りにそんな人がいない私は、Twitterやnoteで探してみた。

書くことが楽しいです!

そんな文字を見て、楽しくなければやらなければいいのかなという捻くれた考えが顔を出した。

正直、中高生の頃に出された意味がわからない小論文に取り組んでいたときのほうが、「ヨッシャ!こう書いてやる!」ってシャーペンを握りしめてガリガリ書いてた思い出がある。あんまり周りで見たことないけど、私は小論文を書くのが大好きな人間だったのだ。

きっとこれも書くこと、に入ると思うけれどランサーとして書くこととは違う。

だからただ自分の伝えたいことを言葉に表して、書くことが好きなだけだったのかなって最近思ってしまう。

でもそういうのが認められている人って、他の人が読んだ時に

何かこの人の文章は惹き込まれる

と感情を揺さぶるような何かの良さがないとできない仕事だと思う(エッセイとか)そして正直、読者が「こんな考え方もあるんだ」と驚かせられるような視点を持っている自信がない。

もがく自分

ずっと前から暗い海の中をもがいている気分。

きっとずっと前から他の人と比べて劣等感を持ち続けているんだと思う。どんどん生きている時間は伸びていくけれど、自分はどこか空っぽの子供のままだ。

この感じから開放されるのはいつなんだろう。

ただただ、無理せずに暮らせて猫と生活するのが私の夢です。

よろしくお願いします。



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