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羽生くんのスケートが、とても観たくなって。

今年の24時間テレビの羽生くんを、また観ていた

羽生くんのスケートがとても観たくなって


羽生くんのスケートって、
音楽が、生きてる


その音が、そこで鳴っている意味
メロディ、和音、それらを鳴らす楽器に、曲の持つテンポ

羽生くんが滑ると、全てが呼吸を始める

羽生くんのスケートを観ていると
音楽が、より耳に心に届いてくる


その旋律を奏でる、震える様なビブラートの熱
大きなうねりの様な空間を生み出す音の重なり

音が重なり合って、絡み合って、
深く大きな世界を形作っている、
その曲の中に広がる世界を

羽生くんのスケートは、
鮮やかに見る側へと届けてくれる


羽生くんのプログラムに使われる音楽たちが
とても人気になる理由が、よく分かる

羽生くんが滑る事によって
新たな曲の魅力に気付くからだと思う


音楽って、耳によく届く旋律と、
それを陰から支えたり、世界観を醸し出すために
主旋律とは違う旋律が、沢山鳴っている

その、どの旋律にも意味があって
それらをどの楽器で鳴らすのかにも、意味がある

って、自分で曲を作る様になって
気づいた事なんだけれどね


羽生くんのスケートは、どんな小さな音も
どんな微かな旋律も
大切に表現されていて、
観ていて本当に心地よい


心地いいんだなぁ、本当に


氷の上を進むエッジの動きからも

羽生くんの手や脚、背中や腕からも

衣装が風に揺らぐ姿からも

風を含み靡く髪の毛からも

その表情、ひとつひとつからも


どこを観ても、

心地いいんだなぁ、、

羽生くんのスケートって


だから、観たくなる
何度も、観たくなる


関わるもの全てを、輝かせてゆく羽生くん

それはきっと、羽生くんがそれらの輝きに気付けるからなのじゃないだろうか

そして、輝きに気付けるのは、沢山傷付いて、失敗もして、目を逸らさずに受け止めて、痛みを知って来たからなんじゃないだろうか


真摯に生きる

それがいっとう大切なことなんだと、羽生くんを観ていると思う


羽生くんのスケートをみてると、
スケートからどんどん広がって、
人生だとか、生きることについてとか、
世界のこととか、そういう何か、大きなものを
自然と考え始めていくの、不思議だな


羽生くんの回復を祈りながら、
羽生くんの新プロと、新しい天と地とを
楽しみにしていよう













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