見出し画像

【#times_sakura】世の中をより良い方向へと変えるために必要なテクノロジー×アントレプレナーシップを実現するDX人材の育成

この度、2023年に開校予定の「神山まるごと高等専門学校」にて講師を務めることになりました。私は「やりたいこと」を「できる」に変え、世の中をより良い方向へと変えるためには、テクノロジーのバックグラウンドが今後ますます必要不可欠になると考えており、また若いうちに事業主になったり起業をしたりという経験は、これらの実現の手段として非常に合理的であるとも考えております。

実践的技術者を養成する高専での学びは、テクノロジーのバックグラウンドを養うという点においてはとても有用ですが、起業に必要なアントレプレナーシップについて学ぶカリキュラムはまだまだ不足しているのが現状です。新設される神山まるごと高専では、最先端技術だけではなく、社会に変化を生み出す力や起業家精神を持った人材を育てる次世代型の高等専門学校を目指し、独自のカリキュラムが組まれていく予定です。

 テクノロジー×アントレプレナーシップを実現するDX人材の育成は、当社内でも意欲的に行っております。テクノロジー人材を育成することを目的とした研修制度「DX Journey」、そしてアントレプレナーシップを養うことを目的としたプロジェクト「さくら満開プロジェクト」です。

DX Journeyは、全社員がITを活用して「やりたいこと」を「できる」に変えるために、一定の技術スキルを所持することを目的とした研修制度です。2021年10月から開始した制度ですが、100人以上の非エンジニア社員から応募がありました。第1期生として、秘書や営業など約20人の社員が、プログラミングやITインフラなどのテクノロジーに関する専用の研修を受講しました。

一方、さくら満開プロジェクトは、「社員の『やりたいこと』を『できる』に変える機会の創出」のため、アイデアを形にするスキルを社内全体で高めていくことを目的としたプロジェクトです。新しい事業に興味がある社員や、アイデアはあるが実現方法が分からない社員に向け、当社社員が会社を設立した体験談などを語るワークショップのほか、スタートアップが気を付けるべき法律などの勉強会を開催。また、2022年1月には社内でのビジネスプランコンテストを開催もいたしました。

このように私は今後もさまざまなことを通じて、「やりたいこと」を「できる」に変え、世の中をより良い方向へと変えることのできる、「テクノロジー×アントレプレナーシップ」を実現するDX人材の育成に邁進してまいります。

さくらインターネット株式会社 田中邦裕

「#times_sakura」は、さくらインターネット株式会社の代表取締役社長である田中が今考えていることを発信していく企画です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?