パーソナルカラーサロン開業4年目を迎えて思う事
今年の3月でサロンオープンから3年が経過し、4年目に突入しました。
新卒で就職した会社を辞めて、26歳で飛び込んだパーソナルカラーの世界。
満足のいくサービスを提供できるか、お客様に来ていただけるか、本当に私にできるのか、
不安でいっぱいでしたが、予想を大きく超える沢山のお客様に来ていただき心より感謝しています。
自分でも信じられない事に、オープン以来今日までずっと満席をいただいて来ました。
そして、毎月ご予約のお客様の3人に1人が、以前のお客様からのおすすめで来てくださっています。
この仕事をしている者にとって、こんなに幸せな事はありません。
これも、今までお越しいただいたお客様や、周りで支えてくれている人々の存在があってこそです。
コロナと対峙した2年目
オープン2年目でコロナの流行があり、一時期はサロンを閉めざるを得ない状況になりました。
都会の一等地にある訳でも、豪華な内装を施した訳でもない素朴な空間でしたが、
誰もお迎えできないサロンを見ていると、本当に悲しくなった事を覚えています。
日常が大きく変わり、もう対面の診断は出来なくなるのではないかという不安や、このままサロンを畳まざるを得なくなったら…という考えが何度も頭をよぎりました。
現在は、感染対策をしながら営業を再開しておりますが
毎月ご予約いただける事が当たり前ではない事、
お客様とお会いできる日々が当たり前ではない事、
それをより深く痛感した期間でした。
診断をする者の責任
私はちょうどカラーや骨格などの各種診断が、少しずつ流行り出していたタイミングでサロンをオープンしました。
今では、ご予約受付開始直後に満席をいただいており、本当にありがたい状況にただただ恐縮しています。
その反面 「この状況はいつまで続くんだろう」
「ブームが終わったらどうなるんだろう」
「ぱったり予約が入らなくなったらどうしよう」と、考えても仕方がないような不安が湧き上がってくる事もあります。
ぐるぐると考えを巡らせ、その度に毎回出る結論は
という当たり前の事です。
パーソナルカラー・顔タイプ・骨格などの診断を一生に何度も受診される方は少なく、
一度も受けられない方はもちろん、一度のみになる方も沢山いらっしゃるでしょう。
その貴重な一回に私を選んで来てくださった事。
大変ありがたいと同時に、とても責任のある事です。
そして、診断中はどう転んでもお客様の『容姿』という非常に繊細な部分に言及します。
物の言い方一つで、お客様の今後を明るくする場合もあれば、深く傷付けてしまう危険もあるでしょう。
この仕事をしていく上で、診断者側の『責任』は
どれだけ経験を積んでも決して忘れてはいけない事だと思っています。
今後の願い・目標
自営業者は、しばしば今後の目標や展望を問われる機会があります。コスメのプロデュースをしたい、憧れの人の診断をしたい…などの華やかな夢もありますが、
1番に出てくる願いは
『5年後も10年後も、この仕事をしていたい』
という事です。
私は人が好きで、人と接するこの仕事が大好きです。
カラー診断で顔色の変化にびっくりされた時、
コスメをおすすめして「かわいい!」と喜んで貰えた時、
お悩み解決のお手伝いができた時、
「服やコスメを選ぶのが楽しくなりました!」と言って貰えた時、
帰り際にに「ここに来てよかったです!」と言って貰えた時…
その時々で、この上ない幸せを感じます。
今後はどんな時代になっていって、イメコンがどんな形になっていくのかは分かりません。
ただ、私はこの仕事が大好きで、それは今後も変わらない気持ちだと胸を張って言えます。
佐倉かりん
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