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【第25話】「通じないのも良い思い出」

※漫画21、23、24話「貧乏神シリーズ」は
オンラインサロンに掲載しています。
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【22話文章版】

産まれて一番初めの記憶があるのは生後二週間目ぐらいから。その時から年齢が上がるごとに理解ができてきます。

生後二週間~三歳までも沢山見て、聞いて、分かっています。

例えば…


母親が「もうこんな時間だから寝かそう!」と言った時眠くなかったら、

「寝かすな。眠くないんだ」

と、思っていたりします。

(勿論感じ方は人間なので個性によって違います。私の場合はこんな感じで思っていました。言葉も最初の内は理解が難しかったので自分で思っている言葉もニュアンスで訳しています)


あと、多かったのはほっぺをツンツンされたりすること。

「何回やるんだうっとおしいなぁ。何もおかしくないよ」

と思っていましたが、全員に対して思っている感じではありませんでした。該当する対象は、自分を大事にしてくれそうかそうでないか?今から思うと霊感で周りの人間を理解していました。


それから、こんなこともありました。


退院して間もなくは桶のようなお風呂に入れて貰っていました。お風呂の時間は好きだったのですが、時折恐怖が襲う。

最初の内は赤ちゃん用の風呂桶で入れて貰っていたのですが、赤ちゃんにとってはとても深さがあります。

ちゃんと首をもって入れてくれる日は私はお風呂は氣持ち良くて、好きな時間の1つでしたが、

首を持つ手の位置が違う日は必ず私をお湯に沈めすぎる傾向があり、その時は危機感を感じていました。しかし、それをうったえることもできず耐えるのみでした(笑)

顔に出るから本当は察して欲しい…。

と当時思っていましたが、今となっては良い思い出です。


心の隅に入れておいて欲しいのは…赤ちゃんはどんなに小さくても


見えて、

聞こえて、

分かっている、

ということ。


分からないから!と大人は言いますが、分かっています。


大きくなったら覚えていないだろうというのも間違いです。
魂が覚えています。


とはいえ思うのは、

一人の人間の、命を預かる重責を抱える育児。

この世界をめいっぱい楽しもうとするのは
子供が元氣なら当然なので、お世話は大変…。

赤ちゃんの全ては汲み取らなくても良いと思います。


赤ちゃんにとって一番大事なのは、
お父さんとお母さんの心身の健康なのですから。


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