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【よみがえる遺産】自転車に乗るように文章が書けたら ―私がnoteを始めたわけ

チェーンナーさんがリレー企画「【よみがえる遺産】私の今まで一番読まれたnoteを読んでください」をされています。

各クリエイターが自分の一番PVが高い記事を紹介し,次に書いてほしい人を指名してバトンリレーをつないでいくのです。

こんな素敵な企画で,なんと私が所属するサークル・note米飯部の部長・伊藤静代様から私にバトンがきました!


こんな素敵なクリエイターの方たちにまじって,不登校という世間的にはマイナーなテーマで書いている私なんかが参加していいのでしょうか。

しかし,敬愛する部長からのありがたいご指名。桜川さん,書かせていただきます!

私の一番多く読まれた記事はこれ。

9月13日,休筆宣言をしたときの記事です。

家庭事情が立て込んできて,noteに逃避している場合ではないと思い始めていました。日曜の朝,目覚めたときに「ひっそりと記事の更新を止めるのでなく,皆さんにご挨拶してお休みしよう。その記事に『熟成下書き』となっていた原稿を使おう」と思い立ち、起きてすぐに書き始めました。

この記事が下書きのままになっていたのは、ウケないかなと思う私のいやしい魂胆からでした。私の過去記事では「自分語り」の記事はスキが少なく,陽気な息子が主人公であるマガジン「息子の不登校」の方が好まれていたのです。

休筆前だから,スキの数より自分が書きたい原稿を完成させて出そう。

゛noteビギナーズハイ゛の今の気持ちを残そう。

この休筆をきっかけにビギナーズハイの状態が去り,noteに対して冷めてしまうかもしれない。だからこそ。

そんな気持ちでした。

アップしたら,安堵で布団に倒れこみたい気持ちでした。

そのときに妄想したのはアムロちゃんが産休明けに紅白歌合戦に出場した場面。

復帰したらみんながおかえりと待っていてくれるだろうか。私も゛Can you cerebrate ?゛と声を振り絞りながら涙を流してしまうのかしら?

・・・いや,私の場合は記事が更新されなかったらフォロワーさんは離れるだろうな。また始めからやり直しだ。

そんなふうにを考えていました。

記事を公開したところ、今までコメントをいただいていなかった方から温かいコメントをいただきました。

さらに数日後も,スキの数が増え続けました。しかも初めてスキくださる方が多かったのです。

その上驚いたことにフォローしてくださる方が。しかも一人や二人ではありません。

休筆中の私になぜ?

ついに,フォロワーさんが100人を超えました。

これまでフォロワー20人,30人,50人を超えるのに苦労してきたのに。

いったいどういうことなのか・・・。

このとき,コツコツと一つのテーマで書き続けた50本あまりの記事が,記事が更新できなくなった私を支える大きな財産になっていたことに気づいたのです。

フォロワーさんがいることに勇気づけられ,先日1か月ぶりに復帰することができました。

今回,この機会をいただいて改めて記事を読み返しました。

多くの方に読んでいただけたのは,もちろんハッシュタグ「#noteでよかったこと」「#noteのつづけ方」のおかげです。

でも,noteクリエイターのみなさんが私が書いた一節と同じ思いを抱いていたのではないでしょうか。

「私はずっと誰かに話したかった。」

「誰かに聞いてほしかったのだ。」

大きな声もささやく言葉も受け入れてくれるnoteの世界で,これからも私は語り続けます。

どうぞ,あなたの言葉も聞かせてください。

今回取り上げた記事はnote執筆に関する記事でしたが,桜川さんはおもに学校に行かない子どもを持つ親の気持ちを書いてきています。よろしければこの記事をきっかけに他の記事も読んでください。

学校に行かない子どもたちが何も特別な子どもたちではなく,それぞれに喜んだり悩んだりしながら暮らしているというをご理解いただけたらうれしいです。

それでは,つぎのバトンを2人の方にお渡しします。

まずは,いつもキュートな "まちや ゆずこ🍓" さん。

つぶやきはほっこり。記事はしっかり。

そして,2人目は高校生!

せご⛄(17)🌸起立性調節障害&元不登校&通信制高校生🌸さん。

この企画で高校生は初めてかな?

この記事は,チェーンナーさんの企画「【よみがえる遺産】私の今まで一番読まれたnoteを読んでください」に参加しています。

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