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サブカメラとして気になっている機種を列挙して検討するだけの回

Nikon Z7を手放し、現在手元にあるカメラがフィルムのLeica M-Aのみになってしまったため、サブのデジタル機の購入が急務となりました。

迷いに迷っていて一向に決まらないので考えを整理するためにサブ機に求める条件と候補になる機種を並べてみようという自分のためだけのクソ記事を書きます。スペックを舐めるような紹介でもなく感想を述べるだけ。

サブ機に求めるもの

優先順位の高い順に列挙。レンズ交換式に限らずコンデジも検討しています。メインカメラがM型フィルムライカだという前提でご覧くださいね。

①小型軽量であること
常に持ち歩ける、通勤カバンに忍ばせても苦にならないサイズと重量がいい。システム全体で考えてレンズもコンパクトなものが揃っているマウントでなければならない。

②APS-C以上のセンサーサイズ
マイクロフォーサーズが自分に合わなすぎてLUMIX G9 Proを買って一週間で売ってしまったことがあるので、APS-C以上は欲しい。小型軽量との兼ね合いでほぼAPS-C一択か。

③USB充電、USB給電対応
バッテリーの出し入れすら億劫に感じる末期の面倒臭がりなので基本USBで充電したい。予備バッテリーを買うのも怠いのでモバイルバッテリーで済ませたい。

④デザインがカッコいいこと
カッコよくないと持ち出す気にならないので(笑) 多少持ちにくくてもボディもグリップも薄いほうがいい。カッコいいから。

⑤ある程度の動画機能
今のところ必要な場面はないけど一応4Kを30分回せるものにしておきたい。液晶がこっち向く(=自撮り可)のがいい。自撮りするわけでは無いけど、レビュー動画とか撮りたくなったときのため。

⑥堅牢性・防塵防滴性能
エントリー機・中級機クラスに求めるのは酷だけど、できれば雑に扱っても多少雨に打たれても平気なものがいい。

⑦値段
もちろん安い方が嬉しい。優先順位が低すぎる気もするヌマね。

無くてもいいもの

・手振れ補正
α7RⅢ、X-T4、Z7とボディ内手振れ補正付きのものを使ってきたけど、別に無くてもよくね? というのが最近の考え。Mにも無いし。動画では必要かもしれないが、手振れ補正付きのレンズかジンバルでも買えばいい。

・AF速度
Mに飼い慣らされるとどうでもいい部分。速写が必要ならMFでパンフォーカスで撮ればいい。AF精度は高い方が嬉しい。瞳AFは必要無い。

・連写
写真をやっていて連写が必要だった場面が一度も無い(笑)

候補① RICOH GRⅢ

このサイズでAPS-Cというだけで仮に他の機能がダメダメだとしても十分購入対象になる。換算28mmはどうかなと思っていたら先日こんなものが発表された。

換算40mmだって! あれ、これでよくない?(笑)

しかし動画は4K無し。ライカMレンズをデジタルで使いたい場面もあり、やはりレンズ交換式がいいとも思うので、これはこれで別で買うものな気もする。

候補② FUJIFILM X-E4

今のところ最有力。レンジファインダースタイルでグリップレスのデザインに、ボタンの少ないシンプルな操作系(ここ大事)。

発売時期とスペックが近いX-S10はボディ内手振れ補正がありますが、そんなものよりこのスタイリッシュさの方が魅力。重量はなんとE4が100gも軽い、メディア・バッテリー込み364g!

チルト液晶がこっち向く仕様なので適当なレビュー動画ならこれ一台で撮れそう。XFレンズ群が比較的リーズナブルなのもいい。

候補③ FUJIFILM X-Pro3

少し高いし大きいけどハイブリッドビューファインダーが魅力的すぎる。

ご存知ない方に一応説明すると、ファインダーをEVF(電子式)とOVF(光学式)とで任意に切り替えることができるというスグレモノです。
しかもOVFはLeicaのレンジファインダーのようにレンズの画角に応じたフレームが表示されるというLeicaファン垂涎の仕様。絶対OVFしか使わない。

背面液晶が隠れているのも大きな特徴。現代の感覚だと狂っているとすら思えるけど、フィルムライカがメインの私にとっては開けば見られるだけで十分。いちいち液晶保護フィルムを貼らなくてもいいメリットに思える(笑)
「撮影結果なんて気にせずファインダーに没入して撮りまくってね!」という製作者のメッセージを嫌でも感じる素敵なカメラ。

肩に要らない露出補正ダイヤルが鎮座しているのは少し気になる。防塵防滴・耐久性能はハイエンドモデルだけあって信頼できそう。

候補④ FUJIFILM X-100V

プロモーション動画で話題になったやつ。

これもハイブリッドビューファインダーだと調べていて初めて知った。GRⅢほどコンパクトではないけど、換算35mmでF2.0の優位性は捨て難い。レンズ交換式を諦めるならこれかなあ。

候補⑤ SONYのAPS-Cとコンデジ

種類が多いので一括りにします。

Amazon商品検索しにくすぎない?

動画を優先するならやはりSONYかなと思う。SONYのAFが素晴らしいのはα7RⅢで体験しているし、最近出たZV-E10なんか安いしこれでいいのでは感アリ。

ただSONYのAPS-C用のレンズがあまり魅力的に見えないのと、種類も少なく若干高いのが難点。

コンデジも高性能で十分使えそうだけど、この金額を出すならAPS-CのGRⅢが優先される気がする。

なんなんだこの商品タイトル

X-Pro3が候補に入るならα7Cを入れてもよさそうだけどレンズが高く大きくなるからダメですね。

候補⑥ Leica TL2

新品は高いけど中古は12〜13万円程度とこなれてきている。CLはまだ高い。

背面の操作ボタンを廃してタッチパネルのみというLeicaのシンプルの美学を体現したようなカメラ。カッコよさだけで選ぶならダントツでこれ。使っている人を見たことが無いし、「そのカメラカッコいいですね!」と話しかけられる率も増えそうでいい(笑)

重量もX-E4に肉薄するバッテリー込み399g。先代のTLと比べてAF性能も良くなったらしい。4Kも一応30分撮れる。

操作性は未知数だけど、Leicaだから仕方ないと受け入れる覚悟はできている(笑) 欲しいと思えばEVFも後付けできるし(高いけど)悪くないかも。

あまり未来の無さそうな純正のTLレンズ群に何十万もかける価値があるのかが最大の問題。MレンズとSIGMAレンズだけで運用するのもアリか。

(脳が溶けた場合の候補⑦ Leica Q2)

予算さえあれば迷わずQ2。フィルムを持ち出さずにQ2ばっかり使う未来が容易に想像できる。

デジタルクロップが動画にも適用できるのが素敵。EVFもここに挙げたものの中では最高峰の出来。MFが捗りそう。マクロモードがあるのもMには出来ない表現ができそうでいい。

保護等級IP52という防塵防滴の規格を満たした全天候型のカメラでもありほぼ無敵。付いているレンズが35mm Summiluxだったら既に手元にあったと思う。USB充電はできないみたい。

候補にならなかったもの

Canon EOS Mシリーズ
EF-Mマウントに未来が無さすぎる。

Nikon Z50・Zfc
レンズ少なすぎ。

OLYMPUS、Panasonic
マイクロフォーサーズだから。あとよく知らないので。

で、どうするの

なんとなくお分かりかと思いますが、今のところFUJIFILMのどれかかTL2に気持ちは傾いています。総合的に考えると一番幸せになれそうなのはX-E4なんですが、私のような変態はTL2を選ぶべきなのではないかとも思うわけで。

まあ、こうやって悩んでいる時間が一番楽しいものです。もう少し考えてみることにします。買ったら報告しますのでお楽しみに。

11/17 追記

買いました。

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