【スタートアップ!占い師】休憩〜私がこれまでに集客のためにやったこと〜
占いを教えていると、
「集客のために何をやってきましたか?」
と、聞かれることも多いのですが、とにかくがむしゃらにやってきたんで、ぶっちゃけ詳しく言えるほど覚えてはいません。
うろ覚え程度で時系列が前後していますが、これまでに集客のためにやってきたこと、今もやっていることを書いていきます。ぜひ参考&反面教師にしていだければ嬉しいです。
ここからスタート
占い師として仕事をするには、私には都会の人と比べて大きなハンデがありました。
周りには、ほぼ何もないです。師匠もいないです。講座をしている場所もないです。本屋さんも隣の地区に行くしかなく、図書館に豊富な占い本はありません。当時は当県にも近県にも占い館はありません。仲間もどこに行けば見つかるのかわかりません。
ここから、今まで頑張ってきました。
だから褒めて!!!!……というわけでもあるのですが(あるんかい!)、こんな状況からのスタートでもなんとかやってきました。
占い師なりたての頃
・自作の名刺やチラシを手書きで作った
プリンターがなかったので、100均でメッセージカードを買い、手書きの名刺を作成しました。字が汚いのはもとからなので突っ込まないでくださいませ……。
これと一緒に、鑑定やイベントのときに配るチラシも手書きで作成していました。チラシには、その月の月間占いを書いていました。
写真にもある通り、この頃からメールとブログは開設しています。
名刺の裏や、チラシには鑑定プランや料金が記載されています。
今はスマホのアプリ(Canvaとか)でササッと作れますが、駆け出しの頃は、スマホが出回っていませんでした。手首が痛くなる作業でしたが、こういったツールを作るのは好きなほうでしたので、苦ではなかったです。
・集客になるような情報があったら、どんなものでも教えてもらった
鑑定場所が決まってからの話になります。
当時の最初の鑑定場所は飲食店や小売店……いろんな方の出入りがあります。
(当時は、自分から強くはお願いしませんでしたが)何か、占いの仕事や集客に繋がりそうなものがあったら、お店さんが教えてくれました。これがなかったら、いろんな方とのご縁は生まれなかったと思います。
・自分から広告代を出して、フリーペーパーに毎月の占いを書いた
上記でフリーペーパーの編集さんと繋がりました。
「自分の占い鑑定の広告と一緒に、毎月の占いも載せたいのですが可能ですか?」と聞いたらOKをいただけたので、数カ月間の契約ではありましたが、毎月の占いと鑑定依頼の広告を出しました。
・さらに鑑定場所を開拓した
SNSで繋がった飲食店さんと仲良くなり、占いと紅茶のコラボのイベントを月1で行いました。のちに富山では初となるであろうルノルマンカードの講座や、他占い講座も行わせてもらうようになりました。大きめのイベントにも参加できるようになりました。
お店さんの紹介で本屋さんの内部の方と繋がり、本屋さんの一角で自分が主催の占いイベントや他の方とのイベントをさせてもらうようになりました。
駆け出しの頃は、鑑定場所や活動場所を固定させず、複数の鑑定場所や活動場所をつくりました。そこでも、自分の名刺やチラシを配って覚えてもらう努力をしましたし、ブログでその都度報告をしていました。
リアルだけではなく、ネットの中でも開拓しました。占い会社のオーディションを受けて複数の会社に所属しましたし、ココナラにも登録しました。
当時のココナラは、今と違って500円ポッキリのスキルマーケットで、占い師は今ほどいなくて快適でした。
・SNSでもどこでも、自分の仕事をアピールしまくった
定番の集客かもしれませんが、「ここで鑑定してます!」「占いやってます!」を、どんな場所でもアピールしまくりました。継続していたからこそ、今があります。
ただ、SNSの占い師アピールでよくみかける「(見た人に宛てた)無料占い」は、チラシと広告、自分のコンテンツへの誘導以外では行っていませんでした。ブログでも「その月の満月の(新月の)ホロスコープ」をやっていたくらいです。
自分の占いを安く売らないのが、仕事に繋がったと思います。
ある程度仕事が定着してきた頃〜現在まで
・SNSでさらに人脈を増やした
仲良くなりたい人や話をしていて面白いなと思う人には、どんどん話しかけていきました。当時はX(旧Twitter)やFBの他にも「MISTYタウン」という占い師・ヒーラーのコミュニティSNSがあり、たくさんの占い師さんと繋がれました。
SNSの繋がりのおかげで、のちにライターのお仕事をいただくようになります。
(ちなみに今は占い師が多すぎて、たくさんの人と話しかけたい人と思わなくなってしまいました。元々人と関わるのが好きな方ですが、関わりたい気持ち以上に疲れてしまうことが多くなりました。多くの方が仕事仕事しすぎている占い師さんで、主張が強すぎて……。考えが合わない人もいますし、無理にいろんな人と仲良くする必要はないと思います。)
・時代に合わせて使うSNSを変えた…というより自然に変わっていった
駆け出しの頃はmixi・X(旧Twitter)・「MISTYタウン」を使用していましたが、次第にFacebookが盛んになってきていたので、Facebookにも手を出します。一方「MISTYタウン」がサービス終了。占い師のふれあいの場は、他のSNSに分散されます。
時代とともに、盛り上がるSNS・衰退するSNSがあります。人が集まる場所ほど自分の活動を見てもらう機会が多いので、使うSNSは自然に変わっていきました。
でも、発信することはやめませんでした。もちろん、今もやめていません。むしろ、使うSNSが増え、収集つかない状態にまで発展しています。
困った困った。
・オファーはとにかく引き受けた
イベント出演、ライティングした記事の使用、紹介された仕事など、来たものはなんでも引き受けました。ただ、発達障害児のワンオペ育児を行っていたため(現在進行中でもありますが)難しそうなものはお断りしていました。
このお断りがなかったら、仕事の幅が広がっていただろうなぁ……と思うものもあります。くやしいなぁ。
・コンテンツやグッズを製作した
他の占い師との差別化や自分の「占い」を活かすため、コンテンツやグッズを製作しました。元々ものづくりは好きなので、作るときはめちゃくちゃ楽しいのですが、売るのは難しいです。集客のツールやひとつの経験にはなっても、実が結ばないのです。不労収入を得るために作りたい人には向かないです。
(元々コンセプトが「わかりやすく手軽に」なので、ただ私が損しているだけなのかもしれませんが……)
でも、こういったものも武器にはなるので、作っておいて損はないです。
できることがいくつもあったほうが、仕事の幅が増えます。
↓BOOTHです↓
デザイナーほどの腕前はないですが、チラシや名刺、ポスターなどの製作依頼や相談事があれば承ります。
余談ですが。
自分の作成したタロットデータを活かし、ChatGPTに自動タロット占いのコードを作成してもらい、Unityで作ってサイトで展開できればな……とも考えましたが、今はそこまでの体力がないので、やる気が出たら、できるときにおいおいとやろうかなぁと思います。
今の占い師は集客方法や場所に恵まれているが、埋もれやすくもある
これらの集客に関しては、ただ闇雲にやったのではありません。行ったことの裏には、SNSの使い方やアプリの使い方、集客に繋がるための情報収集も含まれています。
占い師が増え占いの仕事が周知されている今、鑑定場所として貸し出してくれる場所が増えましたし、占い館も昔に比べて増えました。ネットやスマホの普及で、集客方法も増えました。
その反面、ライバルが多すぎて生き残るのが大変ですし、鑑定場所やイベント出店の場所取りは見えない争奪戦が行われております。SNSをみれば、同じようなアピール投稿がみられます。
集客に繋がるための情報収集も、SNSやアプリも、場所の開拓も、アイデアも、常に新しいものを求めていかないと、次に繋がっていきません。
口コミや紹介での仕事獲得が一番堅実ではありますが、口コミも紹介も、誰かに見つけてもらえないと生まれませんので……。
仕事に繋がるものを探り続けるのは、昔も今も変わりません。
今までの経験を踏み台にして、私も今後の集客を頑張りたいと思います。