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死に急がない。生き急がない。

こんばんは。IKOです。
前回の記事から、希死念慮の波は何とか乗り切り(というか、鬱状態がひどくて、自殺を実行できるほど動けなかった…)、現状はほとんど寝たきりのような日々を送り、順調に体力・筋力が落ちていっています。
室内を歩くのもやっとで、すぐ疲れて横になってます。今パソコンに向かって座っているだけでも体がきつい…。かといって、横になっていてもきついという、どうしようもない感じです。

パートの仕事のことが気がかりで、上司に定期的に電話連絡して状況を教えていただいてます。
3月は卒業シーズンでもあり、通常花屋は繁忙期なので、忙しい時期に長期でお休みをいただいていることに心苦しい気持ちがあったのですが、上司からは「来れる状態になったらおいで」と言われていて、同僚のベテランスタッフにも、前もってシフトを多めに入れてもらって調整しているから全然大丈夫よ、と言ってもらえてます。

「現状、仕事復帰できる状態ではないし、復帰できたとしてもこれまでのように仕事がこなせるか自信がありません…」と話したら、「前(去年の1月頃)も長期の体調不良の後に、また復帰してしっかり働けてたから、大丈夫よ。復帰できた時の良い状態をイメージしておくといいよ」とアドバイスいただきました。ありがたい言葉をいただけて、泣けました。

数週間前までは、花束の詰まった重たいバケツを抱えて、バリバリ動けてたのに、今のこの寝たきりの状態って何??どうしてこうなったの??って思っちゃうくらいの落差があるのですが、それがこの病気なんだなと改めて実感しているところです。もう、ほとほとうんざりなのですが。
最近は比較的うつ状態も期間が短く、健常な人とほとんど変わらない生活を送れていたので、なおさら、鬱の再発に困惑しています。

実家に帰って、療養することも考えてみましたが、現在の体力だと長距離の移動も大変なので、一昨日から実家の母にこちらまで来てもらって、買い物や食事の支度などの家事を手伝ってもらってました。その母も今日帰りましたが。

良い点としては、鬱状態の希死念慮がなくなったことと、気分のひどい落ち込みや自責の念が少ないことです。今はとにかく体がきつい・だるいのと、無気力感がひどいことくらいです。だいぶましっちゃましです。
数日前までは、頭がぼんやりしていて、思考もまとまらなかったのですが、今はこうやって、ある程度ましな文章が書ける程度にまでは回復しました。

基本的には無気力で、好きでやっていた趣味(読書やギター演奏、ものづくりなど)でさえできないのですが、何もしないで横になっていると、ネガティブな考えが浮かんできて、どんどん鬱が悪化しそうなので、スマホで不動産の物件情報を見て気を紛らわせてました。

なんか好きなんですよね、物件情報見ることが。鬱じゃない元気な時でも、必ずネットで何かしらの物件情報を見る習慣があります。

こういう物件に住みたいなとか、こういう面白い物件があるんだなとか、将来こういうテナントで小さいお店をやってみたいなとか、色々夢のある妄想を膨らませて、頭の中の邪気を払っています。
そうやって気を紛らわせていると、不思議と生きる気力みたいなものが少しですが湧いてくる気がします。

鬱の無気力な時でも、少しでも何か気晴らしできるものがあればその方がいいし、なるべくたくさんそういうものを持っていると、うつ期間が少しは短くならないかなぁと。

とにかく、今は身体の回復に努めます。

そんなに死に急がなくても、いつか死ぬんだから。そして、明けない夜はないから。必ずまた良くなるから。そう信じて、とりあえず息しておこう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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