時間は有限!人生で「やりたいこと」をやろう!

高齢者や、若くても病気でこの世を去らなくてはならなかった人たちを見てきて、一番学んだことは、「時間は有限である」ということ。

中には、私よりも若くして病気で亡くなる方もいたので、そういう時には、複雑な思いになったものだ。

若いからと言って、明日が必ずある訳ではない。

実は、私も家族を心筋梗塞で亡くしているので、「明日はないかも」という気持ちが人より強い気がする。何時間か前には、いつもと同じように過ごしていたのに、人は急に亡くなることもあるんだと、身をもって知った。あれからは、朝起きて目が覚めるだけで、生かされているんだとありがたい気持ちになる。

実際、高齢者を見ていると、健康で気力も十分なのは、だいたい75歳くらいまで。(人にもよりますが)。今は人生100年時代とも言われているけれど、75歳以降は、体がそれほど動かず、認知症になる人も多い。積極的に旅行に出かけたり、何かを楽しむということは、だんだん難しくなってくるし、だいたいの方はこのくらいの年齢になると、何かしらの病気を抱えていて、薬が常時必要になってくる。

そう考えると、現在50歳くらいの方であれば、人生を実際に謳歌できるのは、あと25年。25年というと、長いようだけれど、20歳を超えると、あとはものすごく早く人生が進んで行くので、10年なんて、あっという間にすぎてしまう。40代や50代の方は、今から20年前のことを思い出してみると、多分わかるはずだ。

定年が今は65歳になっている人もいると思うのだけれど、もし、65歳で定年を迎えたとしたら、残りの時間はあと10年。人によっては、定年になる前に病気になったり、亡くなってしまうこともある。

こう考えると、もし自分に「やりたいこと」があったとしたら、定年まで待つというのは、良い方法に個人的には思えない。

今の時代はコロナで、大きな会社でも、今後どうなるのかは不透明。「やりたいこと」がもしあるのなら、今から始めてみるというのは、どうだろう?

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