【帰国子女受験】入塾3週間目に感じる日本語補習校とオンライン塾の違い。
この2学期から、日本語補習校を辞め、オンライン塾で子供達は勉強することになった。
まだ数回しか授業を受けていないのだが、今のところオンライン塾がなかなか良さそうなので、とりあえず自分達の決断が間違っていなかったっぽい事に満足している。
子供が小4と中1で帰国子女受験界隈では、この学年はまだのんびりとした雰囲気であったのも助かった。今までたいして何もやってこなかったのに、既に受験に向けてピリピリしていたら、とてもついていけなさそうだと思っていたので一安心である。
が、しかしまぁ塾なので、学習内容は日本語補習校に比べると難しく、また進むスピードも早い。教材を見て、当たり前だが日本語補習校が目指しているものと塾が目指しているものは全く違うんだなと改めて思った。教科書は正直何を学ばせたいのかよくわからない部分も多いが、塾の教材はそのあたりが非常にわかりやすい。教科書もしっかり考えられて作られているのはわかっている。ただ、ありますよね、これ何のためにやるんだっけ?みたいなの。教科書の悪口を書いても、私には何の得もないので話を変える。
学習面(いかにテストで点がとれるようになるかという面)においてはオンライン塾の方が良さそうだが、日本語補習校にあった運動会とか七夕とか習字とか・・・日本文化を体験するという時間などはなくなった。アメリカ駐在となったら節分なんて完全に忘れ、雛人形も3日前くらいに出すような私がそういった部分を子供に教えていけるかは怪しい。日本に住んでいるとコンビニとかスーパー、テレビなんかでガンガン広告をうっているので節分かーと思い出すのだがアメリカにいると本当に思い出せないのだ。我が子が日本に帰り「節分って何ですか?」と誰かに聞き恥をかいたとしたら、その責任は全て私にある。話が随分それた。
また、現地校とは違うコミュニティで過ごすという時間もなくなった。日本に帰国する予定なのに、唯一の日本の学校空間を経験する時間を捨てたということだ。まぁ日本語補習校の友達はたくさんいるので、その方達に遊んでいただくしかない。片足、いやつま先だけでもそのコミュニティに混ぜていただけたら幸いだ。
まぁ当然だが、どちらも良い点、悪い点がある。一番良いのは日本語補習校で教科書の内容もしっかり学び、塾で受験対策していくというやり方なのだろうけれど、現地校+日本語補習校+塾はさすがに大変すぎると家族全員が思ったため、我が家にはその選択はなかった。ちなみに、現在はまだ塾に切り替えて1か月もたっていない。時間が経過したらまた色々思う事がありそうなので、またnoteに書きたいと思う。