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特定技能外国人を雇用するためのステップその4「特定技能外国人を見つける方法」#108

前回は、特定技能外国人を雇用するためには、特定技能の在留資格を取得できる人材を探すことが重要というお話をしました。

今回は、特定技能外国人を見つける方法。
人材の探し方について、いくつかのパターンを紹介します。

1.登録支援機関に相談
登録支援機関は1号特定技能外国人に対して定められている義務的支援を受入れ機関に代わって行う機関であり、特定技能外国人を紹介する機関ではありません。しかし、登録支援機関によっては、職業紹介事業もおこなっている場合がありますので、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

2.人材紹介会社・職業紹介会社
技能実習生とは異なり、特定技能外国人は人材紹介会社・職業紹介会社から紹介を受けることが可能です。ただし、農業と漁業の分野を除いて派遣は不可とされていますので、その点に注意しましょう。

3.海外の日本語学校
海外の日本語学校では、日本の企業に生徒を紹介したいと考えているところが多くあります。
特定技能評価試験は、ベトナムやフィリピンなど海外でも開催されています。

4.海外の送出し機関
技能実習生の送り出し機関が、特定技能外国人の紹介をするために、日本に法人を設立するケースが増えています。

5.自社で募集
技能実習とは異なり、特定技能は転職が可能です。同じ分野であれば、転職できるため、よりよい条件を求めている特定技能外国人が、求人情報を探している可能性があります。自社のホームページ等に、積極的に情報を公開してみてはいかがでしょうか。

6.他の在留資格から変更
留学や家族滞在など、アルバイトに限定される在留資格の方に、積極的な受験をサポートし、特定技能の在留資格に変更することができれば、フルタイムで雇用することが可能になります。

次回は、特定技能外国人の雇用のながれについて解説します。

特定技能外国人の雇用、在留資格手続きについてお困りの方は、ご相談ください。


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