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今までの私が思っていたこと。

寂しいね。きついね。しんどいね。大変だったね。
苦しいね。泣きたいし、よく泣いてたよね。
一人でふんばっていたね。
怒っていたね。イライラモヤモヤしていたね。
辛いばかりだったね。きついね。
よく、がんばってたね。
文章を書いていたら、また涙が出てきたね。
ほんとにきついね、よく持ち堪えた。

寂しかったし、しんどかったね。
誰にも言えなかったね。
大丈夫、大丈夫って、大丈夫じゃないのに、言い聞かせて、そこに立っていたね。
心の中、ずっと土砂降りなのに、お天気みたいな顔をして。
愛想笑いするしか、やり過ごせなかったね。

大丈夫?
きついなぁって、しんどいなぁって思っても、誰にもぶつけられなかった。
ぶつかられたら、相手がしんどいやん。
負のダメージ与えられない。
こんな時だから、みんなしんどい。
自分だけじゃないし、病気なのも、自分だけではない。17の時から、ずっと繰り返し、再発。
またやり直し。
生き直し。
いつも思うのは、その繰り返しに自分がくたくたにくたびれてしまうということ。

楽しいもの、明るいもの、好きなもの、友達、ちゃんといて、感謝するし、それに助けられているし、だから今も生きてこれたし、でも、今回はギリギリで心底うんざりして。
家族には申し訳ないけど、もう終わりにしたいなって、本当に部屋で思っていた。

眠るしかなくて、お風呂にも入れなくて。
薬を飲んで、体が消耗するのを感じながら、体重は2ヶ月位で、あっさり10キロ落ちた。
普段なら、食べ過ぎて、太るくらいなのに。
物がうんざりするくらい、食べられなくなった。
固まりを飲み込むみたいで、拒否反応が起きた。

お昼、果物と何か。朝、食べられない。
夜、何とか食べる。
こんな生活をしていたら、そうなって、驚いた。

穴を埋めるみたいに、買い物したね。
お金は貯めていたから、スマホで眺めて、楽しそうなものを身に纏うことや、かわいいもの、漫画、本、イヤーカフ、スマホケース、好きな漫画のフィギュア。
たくさん買ったね。
本当は、欲しくないのにね。

だって、買わなくても困らないものを、埋めるためだけに買ってる。
部屋を見渡して、いらないものばっかり。
捨て方もわからない。
片付け方が、どこから手をつけていいか、わからなかった。
何が必要で、何がいらないのか。
思考能力まで、低下していた。

物だらけの部屋を見て、本当はなくても大丈夫。
あるもので、本当は大丈夫だったんだ。
そうしたのは、心が寂しかっただけ。

届いた時の高揚感。
開けた時のワクワク。
それを片付けることなく、見る自分。

本当に欲しかったものも、混じってる。

気持ちが虚しいんだよね。
辛いんだよね。苦しいんだよね。


大丈夫だよ、私の中の小さな私。
ギャーギャー本当はわんわん泣いてる私。
しんどいことあるけど、大丈夫。
弱音を吐いてみよう。
身近に。
母に。
負担がられて、嫌そうな顔されちゃうかもしれないけど、もう自分では限界だ。

歌を聴いて、誤魔化したり、YouTubeやネトフリ見て、楽しめてる間は楽だけれど、本質と向き合わないと。

苦しいです、助けて下さいって、言おうね。
クリニックの先生にも、ぶちまけよう。
昔、入院した時より、年を重ねた分だけ、素直にはなれる。

周りを見て、羨ましいばかりだったね。
普通に歩いて、散歩してる人、買い物してる人、カップル、家族連れ。
妬ましかったな。
私はできないのに、ずるいなぁって。
楽しそうで、いいなぁって。

みんな、それぞれ事情を抱えてて、背負ってる物が違うだけなんだけど。
それでも、輝いて見えて、きつかったな。

安心感が欲しかった。

だから、見たくなかったし、イヤホンで耳は塞いだ。家族連れが近づいたら、目を閉じるようにした。
あぁ、この人たちは、幸せって形を示しているんだなって。
自分には、そういうふうにしか見えなくて。

もどかしくて。
悔しくて。
自分と比べて、落ち込んだ。

病気の時、そうやって、人と比べやすくなることも、悪化させる要因だと思うけど、その最中は、どうしてもそういう思考になりやすい。

自分責めるのやめよう。
楽になれるよう、過ごそう。 
そうじゃないと、小さな私はもっと苦しむ。
のびのびしたいよね。
早くそこから離れないと、おかしくなってしまうね。
うまくスルーしなきゃ。
まず、動けるようにならないと。
体が動かないと、結局、何もできないから。

逃げ場がない。
心に逃げ場所を作らないと。
LINEとTwitterに自分だけのアカウントを作った。
一人で呟くためのもの。
Twitterは、いわゆる裏アカで、誰もフォローせず、鍵をかけ、苦しい時だけ、そこで吐き出す。
LINEの部屋は、一人だから、そこも自由。

他の友達や、LINEグループの通知が来ると、結構固まってたから、なかなかにこじらせていたのだと思う。
特にLINEグループは、大人になってからの部活のものだったりするから、まぁ、抜けられなくて、厄介というか……。
退出しました表示は、やめてくれないものだろうか。
10人しかいないんだから、目立ってしょうがない。
で、なんとなく抜けられない。
かといって、未読もまずいので、意を決して、お正月に開くと、返事していたのは、半分だけで。
表示10は、体に悪かった。
差し障りのない文面を書いて、スタンプを押して、はーーーーっと、やり終えれたと変な達成感を感じた。

逃げないで、何とか現実見た。


11月30日から、藁をもすがる思いで、始めた療法があった。
クリスマスの頃から、自分のやっている療法が効き始めて、7時に起き、10時頃眠くなるというスタイルが出来上がった。
安定するまで、約1ヶ月。
半信半疑もいいところで、毎日、これは続かないと意味がないと、自分には言い聞かせて。
10日経ち、20日経ち、今週の土曜日で、約1ケ月。

母は当然、喜んでくれ、兄にも電話をしていたみたいだ。
私の面倒を見なきゃいけないのかと、心配してたみたいだけれど、私はまっぴらごめんなので。
それくらいなら、一人で何とかします。
福祉課に駆け込むし、兄の世話とかには絶対なりたくないので。
義姉さんも苦手ならば、姪にはもう子供が産まれて、私から見ると、とても幸せな構図。

ごめん、しんどい。圧感じる。
お正月は、大勢で来ないよう、断ってほしいと、母に頼んだ。
大勢でくると、ご飯も用意しないとだし、賑やかで、なにしろ自分は愛想笑いをして、お皿下げたり、いろんなことしなきゃいけないから。
そんなこと言ったのも、初めてで。
母が聞いてくれたのも、はじめてだった。

守ってくれようとしてくれた。

ぱちんと、何かが弾けて。
安定した気持ちに不思議と戻ってきた。
体が動くようになったのが、1番大きいのだけれど。
動けるなら、なんでもできる。
メンタルが安定したなら、外にも出れる。

ひとつずつ、また始めることにした。

物を減らす努力を始めた。
メルカリ講座をYouTubeのものを申し込んだ。
発送とかが、わからなくて。
やりたくても。今ひとつ勇気と行動力がなかった。

12月23日に見るだけでいい講座を見て、ものすごくタメになって。
出品をその中でしようというのがあったので、ひとつ、やってみた。
YouTubeのコメントに投稿すると、メルカリの方が読んでくれたり、質問に答えてくれるので、自分には有り難かった。

本格的に始めたのは、27日位からだったと思う。
ここまでで、26個、品物がはけた。

マジか……本当に売れるんだ。
ここには感動しかなかった。
私には、新品、未開封品がたくさんあるという悲しさやら、嬉しさやら、オタクなので、集めるという性質上、意外とレアな物をもっていることに、気づいたので、いらないものは、捨てていこう。
出していこう。

という、ものすごくシンプルな思考になった。
部屋の中が、頭の中と一緒の状態になるというのとを聞いてから、ますます捨てなければと。
うつになりやすいらしいから。

そのおかげなのか、捨てる物がはっきりし、頭も意外な程、クリアになった。
ゴミ袋、3袋分、どんどん捨てることが出来た。
売れそうなものは、そっちへ移動させ。
梱包するものを、簡単に買い、わからなかったら、郵便局の人に聞けるようになった。

ゆうパケットポストという機能が本当に素晴らしくて、あのシールには感謝しかない。

貼って、バーコード読み込んで、ポストへ投函。
相手に届く。
有難い……。
ものすごく便利なことに、世の中が変わっていて、自分の中でカルチャーショックだった。

今日も、三個発送しに出かける。

私は仕事をしてきたけど、一生懸命やり過ぎて、結局は潰れてしまっての繰り返しだったから、今は就労支援に通っている。

それすらも、行けてなかったから。
契約してから、体調がおかしくなって、行けなくなったのが正解なのだけれど。
面談をやってくれたり、プレッシャーにならないやうに、電話をくれるスタッフさんには、感謝しかなくて。
女性で、とても優しい方で、いつも有り難く思う。

見捨てるということをしないでいてくれて、寄り添ってくれている人には報いたいので、何度もやめようと思ったけれど、休み休み、また一月から行くことにした。

あんな事件があった後だから、ビルの中に入っているその場所は、しかも、なんばだし。
インターホンを付けたり、防犯カメラを増やしたり、鍵をいちいち掛けるという対策をしていて、素直に感心するのと、安心するのと、両方だった。

生きていると、本当にきついことが多いけれど、こんな風に、さらっと道が開けることもある。
だから、今まで生きてこられたのだと思う。
ふんばるばかり、カウンセリングにも通ったし、いろんな手は打ち尽くした。
『娘さん、かなりギリギリのところで、ふんばってますよ。これ、結構かなりきついです』
両親に、そう説明してくれたカウンセラーさんには、感謝している。
それでも、治りはしなかったから。
お金は高いし…現実はきついもので。
3回乗り換えて、通うのも、ヘトヘトになってしまったし。

結局、自分が諦めないことだけしか、私には答えがなかったので、それは誰が何を言おうが、よかったのだと思う。

水曜日、また、なんばのそのビルへと行く。
冬場、出かけられることは、私にとっては、とても有難いこと。
桜を家の中から、見てることもザラだったから、悲しかった。
コートを着て、マフラー巻いて、ニット帽かぶって、手袋して、寒い寒いと風に吹かれるのは、生きてる証拠だから。
病気になると、当たり前の幸せのハードルがものすごく下がるので、そこだけは感謝するかな。

そして、今日も街中に出て行きます。
荷物をトートバッグに詰めて。

朝は、ワンコの散歩をさせ、ごはんわあげる。
それだけで、結構な幸せです。
暖かいものがあれば、ほっとするし、嬉しいし、アイナナにハマったし、メルカリのおかげで、部屋の中、なんかその色になってるけど、楽しい。

ライブのオンラインチケットも、買えたし。
そこまで、好きになるとも思ってなかったんだけど、人生は不思議です。

オタクな自分が助けてくれた気もします。
漫画や本、アニメやゲーム、Perfurmファンも9年やってる自分は、恵まれていると思います。

中村祐介さんのイラストが大好きなので、スマホケース買えたのも、嬉しかったです。
大阪芸大のものすごく素敵なので。
追加で買い足した…。
送料もったいなかった。

こんな自分でも、十分、前を向けることが、ただただ嬉しかったので、久しぶりにnoteを開いて、気持ちを書いてみようと思いました。

私にとってのここ数ヶ月での記録でしかありません。
もっともっとこの繰り返しはループして、恋愛も、あったし、友達ともケンカしたし。
人の人生なので、綺麗事ばかりではすみませんが、今、私の周りにいてくれる変わらない友人達には、存在そのものに感謝を。

ゆっくりゆっくり、一ヶ月、三ヶ月、半年、一年。
この状態を保つことが、今の目標です。

最後まで、読んで下さって、ありがとうございます。

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