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【読書記録】移動する人はうまくいく

題名に惹かれて、読んでみた本。

移動??行動じゃなくて?って感じで、なんか今までと違うこと書いてるのかな、と楽しみながら読めた。

人生を好転させたいなら、移動するのが手っ取り早い

移動力とは、環境を切り替える力のこと。

行動する、と書いてるわけではなく、飛行機乗ったり、住む場所を変えたり、物理的に「移動」が大切とのこと。

「定住」「安定」は私たちの能力を制限し、人生を徹底的につまらないものにしていくだけだ。

本書より引用

なるほど、この日本で古くから良いとされる概念は、人生をつまらなくするというのは本当に頷ける。

最近、自分の職場で考えるのが同じ病院で同じメンバー、特に上司の下で働くことの危うさ。

長期間同じメンバーで働くと阿吽の呼吸で仕事はできるが、特に上司が保守的だと新しいことも取り入れにくいし、かなり意識しないと自分が成長できないと感じる。(医局ってまさにコレじゃないか…?)

そのような意味でも、「移動」はとても大切だと思う。

会社員には与えられない3つの選択肢

「選択肢を増やす」ということを考えたときに会社員が最悪なのはわかるだろう。

「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」が自分で選べないからだ。 これの何が怖いかというと、日本社会では「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」を選べないという異常事態が当たり前のこととされていることだ。

本書より引用

…自分の勤務環境まんまコレで、泣けた。

今の職場はブラックで、突然来月から勤務異動を命じられることもあるし、上司、同僚、後輩も、もちろん選べない。

本書では凡人こそ、起業して独立すべき、さっさと会社を辞めるべきと書かれていて、一理あると思った。

能力がある人は、会社員でいると損する仕組みが、日本の資本主義社会。
あれ、医局ってまさにコレ??

最善の選択ではなく、選択を最善にする

これはとてもいい言葉!
この本の中で1番好きな言葉。

今の時代、本当に多種多様な選択肢がある中で、これまで「幸せ、正解」とされてきた生き方や選択肢ではなく、「自分が選んだ道を正解にしていく力」がめちゃくちゃ大切になると思う。

他人からの評価を気にするのではなく、完全に自分軸で生きるということ。

そして、環境をガンガン切り替えていくためには、悩む、迷う、反省する時間が無駄になるとも述べられていた。

迷う前に、「行動、移動」。

まとめ

要は迷わず悩まず、ガンガン環境を切り替えて、毎日自分の当たり前を破壊しながら、余白を楽しむ人生を送ろうという本だった。

やはりアウトプット、行動することでしか人生面白くならないなと改めて感じた本。

最近読んだ中ではイチオシ。

自分の今の環境も、破壊できるかな…

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