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【読書感想】『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』

本記事は、私の中で心に残ったポイントをまとめたものです。ご紹介する本の正確な内容や要約については、本書や要約サービス等をご参照ください。

「言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える」 樺沢紫苑 (著)


本書を読んだ理由

2023年は仕事でストレスを感じる場面が多く、気力体力が低下し、年末年始の休みを目標に、歯を食いしばって乗り切った1年でした。
年末年始の休みを経て、気力体力が回復し、2023年を振り返りました。
仕事上のストレスに心が囚われて、やらなければならないタスク以外に何もできなくなってしまう生活習慣を断ち切るためには、やはり「読書」を通じて得た知識をベースに、行動あるのみ!との結論に至りました。
その結論の下、今年最初に選んだ本です。

心に残ったポイント

悩みを解決するのに原因を取り除く必要はない。ネガティブな感情を取り除くことができれば、9割解決している。対処方法が明確になれば、それを行動に移せばよいだけ。
・停滞感を改善すれば、行動できるようになる。何とかなる感覚を得られればよい。
・成長とは、昨日できなかったことが今日できているということ、新しいことが前よりも楽に、効率よくできるようになること。
・コントロールできない=やりたくないことをやらされている状態。この感覚が改善されれば、同じ仕事を同じ時間していてもストレスは減って、気分は楽になる。
・苦痛の再生産:目の前にいない嫌な上司等を思い出して、自分の意志で不快な気持ちになること(よくやっている!”思い出し怒り”)。今の自分にチューニングする。
ポイントは、視座転換、言語化、行動化。
・<視座転換>事実と感情を切り離す。悩みの解消において「時間」は私たちに味方することが多い。自分の未来の成長を信じて、未来の自分や仲間を信じて、「時間」を信じて待つ。様子を見るというのも非常に大切な対処法(=未来の視座)。
・<言語化>言葉にするだけで、「無意識」が「意識」に変わる。言葉にするプロセスが重要。悩みが解消し、癒しが実現する。
・2週間以内に、同じ話を3回以上話すと、記憶に固定される。ネガティブな体験は1回限りのガス抜きによって流すべきであって、強化してはいけない。自分自身が悩みを作り出し、それを繰り返して話すことで、自ら強化している。
・<行動化>やれることをやれる範囲でやっていく、それだけで一歩ずつ前に進めるので、「停滞・停止」から脱出できる。やれることを徐々に増やしていく。

今後に生かすこと

言語化とは、具体的にはノートに書いたり、人に話したりすることを指していますが、要領を得ない話を他人に話すことは躊躇する(家族でもうんざりするときがある)ため、自己完結型の「ノートに手書きする」ことを続けていきたいと思いました。

ノート術の本は色々ありそうなので、ここを深く掘り下げていくのも面白そうだなと思いましたが、ノート術に捉われてしまうと手段が目的化してしまいそうなので、ノート術のノウハウにはまらないようにしたいです。

本格的に仕事が始まった後も継続できているのか、検証していきたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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