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INFJ キャリアビジョン

こんにちは。

今回も例によって、INFJさんのことについて、
INFJの私が考えたことを書き綴ってみようと思います。

キャリアビジョンなどと言っておりますが、ビジネスや人生設計のことを真面目に堅く語るわけではなく、INFJさんの見ているものに関する部分が大きいので、どうか肩の力を抜いてください。

例によって、私個人の考えであり、個人差がありますので、ゆるっと読んでいただければ。

そして少しでも共感を呼べたり、心の支えになったりできれば幸いです。


世のINFJさん、キャリアビジョンって考えておいでですか?

今はこの仕事をしていて、次は昇進目指して、など。

16personalitiesの説明を読むと分かるんですが、
INFJさんは深い思考を持ち、一対一、または少人数でのやり取りが得意。

創造性がある、なんてことも。

適職を調べると、それに近いものが出てきます。

例えばカウンセラーとか、じっくり取り組めるWebライター、Webデザイナー、イラストレーターとか。科学者、研究者なんてのも上がります。

まぁそうよね、とは思います。

でも
本当に?
ファイナルアンサー?

と問いたくなる時がある。


私は現在大学院におり、学部生時代から
「研究者いいなぁ」
と思っていましたが、

このnoteを書き、様々なINFJさんの価値観やストーリーに触れた今は、
「うーん本当に?」
と思っています。

というか、入ってそんなに経たない内に、何となく「何か違くね」というのは感じていた。

実際大学院に入るかどうかも、すっごく迷った。
凄くいい感じのバイトを見つけて、それで働いてみるのもありか!?と思い、採用を考えていただいたのにも関わらず、
院の合格通知を見て「ごめんなさい」。

昔のことをごにょごにょ考えることはあまりありませんが、今やだなぁと思うことがあると、時折逃したチャンスのことを悔いていまいます。


そして現在、1年目もあと3ヶ月程で、
論文のテーマを掘り下げ、通信教育の資格のことを頭の片隅に置いておきながら、
「お仕事どうしよう」と悩む日々。

上に挙げている、INFJの適職を目指すのなら、
何かの正社員をしながらトライするのがいいのかなぁと思いますが、

何の?

ここがINFJさんの悩みどころですよね。

何を仕事にして生活していくか。

正直なところ、私はどう足掻いても、
どこかの企業で働き続けて仕事に打ち込んで、
というビジョンが見えません。

生活していくのに足りる分を手にして、

あとは自分の大好きなこと、心地いいことに触れながら、

「これだ!」と思うものに出会いたい。

それで十分。


仕事に忙殺されたくありません。


それならば、嫌だなぁと思いながら正社員としての就職先を探すより、

ハードルを低くして、自分のペースを守りながらやれることを探した方がいいよなぁ、と思います。


INFJさんは、見えているずっと先のことを具体的な道に落とそうとして、
あーでもないこーでもないって言いながら、
悩んで迷って四苦八苦、
転職を繰り返す方が多いんじゃないかなと思います。

仕事に限らず、習い事や、高校、大学の選び先も同じように、

この環境がいいからこの学校、

これを学びたいからこの学部、

そしてその環境の中で、何かしらのズレを感じながらも、しっくりくるものを探し続けている。

「やっぱり違ったかも」と思うことも、少なくないのではと思います。


またもや私自身の話ですが、大学院に行こうかと決定しようとした時、

「やり続けた先に真実が無いかもしれない」

と、直感的に感じていました。


勿論新しい授業が楽しく、新しく知り合う方もいましたが、

どうにも自分が教壇に立ったり、学会発表したりという姿が思い浮かばない。


最初はそれでいくぜ!とか思っていたのが、変わってしまった。

じゃあんたどうすんのよ、諦めて就活すんの?と自分に聞いても、

コレガワカラナイ

自分がこの先どうするべきかがさっぱりわからない。


「お金と地位欲しい」と思って、よくある「外資系」とか「東証上場」とか、

ちょっと調べてみたりするけれども、

理系が死んでいてWebテストの時点で終わってる自分にはやはり難しい。

そもそも対して興味もないし、「これ、何かある」と思うものが極端に少ない。お金目当てじゃ上手くはいかない。


はぁ〜・・・


ずれました。

ですが、分からないなりに気づいていることがあり。

これまた私の話になりますが、上に挙げた職の中で「イラストレーター」と言ってしまいましたが(本当に書いてあったかどうかは忘れました、すみません)、

以前趣味でデジタルお絵描きしよう、と思ってペンタブを買い、ネット上に挙げたところ、ほんの僅かですがお金になったことがあります。

決して自慢などではありませんが、本当に舞い上がるほど嬉しかった。

もっと描いてもっと上手くなりたいな、という気が湧きあがった。

かといってそれがプロになりたいかと言うとそうではなく、ただ自分のペースで、
「また買ってくれる人がいたらいいな、誰かの目に留まったら嬉しいな」
と思う程度の気持ちでした。

なんか生活費を稼ぐその合間にガリガリやって、自分なりにやっていきたい、という感じで。

プロアマ問わず、もしかして「イラストレーター」というのは、間違ってはいないのかも、と思った瞬間です。

それともう一つ。

先日書いた記事に、いくつかコメントがつきまして、

それに返信を書いている、その時間がすごく愛しかった。

どうやって返そう、どんな言葉を選ぼう、
こう書いたらより伝わるかな、
などなど、

「なんか・・仕事してる・・!!」って気分でいっぱいでした。

お前は一体何を言っているんだ。

でも本当に、悩む時間も送信する瞬間も楽しかった。

毎日でもやっていたいと思った。



ほんの自分の趣味や整理に過ぎないものが、お金につながったり、心を豊かにしてくれたりする。
逆も然り、自分の心を豊かにするものが、人の縁やお金に繋がったりする。

そういう所に、INFJさんの真髄が少しでも見出されることって、
あるかもしれないな、と思います。

それが、心地よいと思う、良いなと思うものなら尚のこと。


やっぱり何か「見えているもの」がある限りは、それに近いもの、

心地よくて楽しくて素敵なことをする
そういうものに触れている

INFJさんにとっては、生きる上でこれが一番だよな

と思うのです。


ふわっとした理想と、今の現実が違いすぎてて、

「もーイヤ!です!」(空耳アワー)

となることが凄く多いけれど、

INFJさんはきっと、世間の感覚とずれててなんぼ。

きっとお金が第一で全て、というINFJさんは、そんなに多くない。
はず。


悩んで迷ってわからない、こっちに進んでいいのか不安で自信がない、やっぱりこっちにしとけばよかった、これがあるけどこれもやってみたい、その気持ち本当?

など、色々あるINFJさんですが、

はっきりしたキャリア設計がなくても、無理にしっかりとした職に就いていなくても、大丈夫。

ゆっくりのんびり、遠回りして、そのうちにいろんな物に触れて見て聞いて、やってみたりやってみなかったり、途中で針路変更したりして、
世界に渦巻く諸々の横で、

INFJさんなりの素敵な人生に出会えるのではないかと思います。


キャリアビジョンを描くのは、「これ良いな!」と思える仕事に出会って、

それからでいいんじゃないかと思うのです。


INFJさんに必要なのは、就活や入社後に必要とされる、
仕事でのビジョン・設計よりも、

心が求めているもの、言葉に出来ずとも持っている理想に近いもの、

それに触れて楽しむこと。



私もこの先どうしようか、のんびり迷って考えながら、

日々の小さな幸せを大事に生きようと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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