見出し画像

電車が好き

昨日、子どもが週末、鉄道まつりに行きたいと言ってきた。
連休明けの翌週の週末、鉄道まつりがあったんだけど、連休で散財したので気づかなかったことにしていました。もちろん、子どもには伝えない。

突然、鉄道まつりを思い出し、行きたいと。
いやいや、毎週やってるイベントじゃないから。先週で終わったよと伝えると、肩を落としていました。すまんね。

私が住んでいるところは、車社会で電車やバスの本数は少ない。うちの子が車より、電車が好きなのは私が電車好きだから。ええ、完全に母の影響で、子は電車好き。

電車って、たかが移動手段。されど移動手段。

みんなで同じ空間に乗るからこそのドラマがあるんだよね。子どもが小さい頃は、本当にたくさんの人に助けてもらいました。

子どもが線路に風船を落としたら、駅員さんに拾ってって言ってあげる!と声をかけられたり、子どもに席を譲ってもらったり、子どもが握りしめているプラレールを見て、うちにもドンとあるわ〜と会話したり。

刹那の出会いと別れ。短いドラマ。
でも、知らないおじさんやおばさんが声をかけてくれたり、助けてくれるのは悪いもんじゃない。人の温かさに触れ、子どもも別の誰かに同じように接してほしい。

実際にしてもらって経験したことじゃないと、できないことってあるから。

目的地で楽しむのもいいけど、移動手段も楽しめたら2倍、3倍、思い出として残るよね。それに移動手段は旅行だけじゃない。日常生活の中での移動手段でも、見知らぬ人との触れ合いはちょっとしたスパイスになる。

見知らぬ人、全員が不審者と思わないでほしい。世の中にはやさしい人がたくさんいて、たくさんの愛に溢れている。電車という限られた空間の中で感じとってほしい。

この記事が参加している募集

#noteのつづけ方

38,441件

#noteの書き方

29,211件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?