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人を動かすのは最終的に人の心であり、強い信念

最近、テレビやラジオで、プロデューサという肩書を持つ方がチラホラ出演されている気がする。

表舞台に出ている方を、裏で支える裏方さん。裏方さんの考え1つで番組って大きく変わってしまう。そんな裏方さんの番組制作に対する思いを聴かせてもらえるのは、すごくありがたい。こういうのって言わないのが美徳なんだろうけど、私は知りたい。笑。
私だけでなく、世の中が裏方の仕事内容や仕事にかける思いを欲しているのかも。

あるプロデューサは『番組制作は、芸人の人生を預かっているんだ』と言っていた。

これ、私も遠からず意識していること。
私が番組に呼ぶゲストさんは、会社を経営している方もいれば、スポーツ選手を裏で支えるサポータだったり、スポーツ少年団の監督だったり、様々。

私がいつもゲストさんにお伝えしているのは、

『あなたって人にフォーカスを当てます。聞いている人があなたに興味を持って、会いたいな、会いに行こう!って足を運んでもらうきっかけにしたいんです』と。

イベントがあるから来てねという告知もいいけれど、ゲストさんに会いたい、会って直接話してみたいって気持ちは、何よりも強い。
お店で売られている商品は、店員さんが丁寧に説明してもらうとして、ラジオでできることは、聞いている人にまず足を運んでもらうこと。そのためには、スタッフさんの人柄を伝えたい!

そんな気持ちでずっと営業して、番組と向き合ってきた。なかなか受注できず辛い時期もあったけれど、少しずつ、私の信念が伝わっているようです。

あるお客さんから、ラジオなんてって思ってたけど、ゲスト出演して、ラジオを好きになったと言われたときは、天に昇るくらい嬉しかった。

さらに!ラジオを聴いて連絡しましたって注文が入ったと報告をもらったり、番組内でゲストさんが話したことを、リスナーさんが人に伝え、その人から私の耳に入ったり。私がやってきたことが最終的に嬉しい報告として、私のもとにやってくる。

私の思いは、決して声として電波に乗ることはないけれど、パーソナリティが私の思いに共感して、ゲストさんが私の思いに納得して、ラジオの向こう側のあなたに、私の思いが伝わっているのかもしれない。

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