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2泊5日の弾丸LA旅 〜2日目・南カリフォルニア観光ツアー〜

前回の話はこちらから。

2日目は朝6時半に起きた。
昨日の夜に到着、そして明日は結婚式に出たあと帰らなくてはならないので、LA観光できるのは今日だけである。ゆっくり寝てなどいられない。

といっても車がなく行動範囲が限られる私と母は、日帰りツアーを予約していた。

ホテルに迎えに来てくれて、南カリフォルニアの観光スポットを回ったのちホテルまで送り届けてくれるという便利なツアーである。しかもワイナリーに行ける!

朝8時前に、日本人ガイドさんが車で迎えに来てくださった。この日の参加者は私たちだけということで、期せずして贅沢な個人ツアーになった。

ソルヴァング

ホテルからフリーウェイを2時間ほど走り、ソルヴァングという街へ。
ここはデンマーク系の方が開拓した街だそうで、デンマークっぽい風景や食事を楽しめるところである。
街並みが、もう!!北欧!!!!!
強く透明な陽射しもあいまって、色彩の鮮やかさが目にしみる。

テーマパークやん
どの建物もかわいい
風車も愛らしい
靴屋さんの前にあった木靴のオブジェ

この日は何かのお祭り?だったようで、デンマークの民族衣装を着た人たちが道の真ん中で踊っていたり、屋台が出ていたりした。

ダンスの段取りを打ち合わせている人たち

屋台で、デンマーク名物だというエイブルスキーバーのセットを買った。
エイブルスキーバーはたこ焼きのような形をした小さいパンケーキで、ベリーのジャムや粉砂糖を添えて食べるもの。らしい。
ソーセージも添えてもらい、甘じょっぱを楽しむ。最高。

街を散策してる人たち、みんなこれ食べてた

かわいいお土産屋さんを覗いていたらあっという間に時間が経ってしまう。
最後に、街の至るところにあるパン屋さんのうちのひとつでパンを買った。

たまらんショーケース

パンはデニッシュ系が中心。
それもそのはず、danishという言葉はそもそも「デンマークの」という意味なのだ。あまりにも甘いサクサクパンのイメージが強すぎて、いままで気づいてなかった。
バケツに入ったバタークッキーなんかも美味しそうだったけれど、量が多すぎるしお土産として持ち帰るにも巨大すぎるので断念。
ソルヴァング、本当に美しい街だった。

ゲイニー・ヴィンヤード

続いてワイナリーへ。
着くと、一面にぶどう畑が広がっていた。

ワイン用のぶどう、ちっちゃくて可愛い
きょうはシャルドネが収穫されたらしい

建物の中へ入り、いざテイスティングへ。
ガイドさんによると、コロナ前はスタンド形式だったがいまはテーブルに座って提供される形式とのこと。テイスティングスペースはこんな感じ。

樽ううう!
瓶んんん!

とってもオシャレ。
すぐにテイスティング用のワインとグラスが運ばれてくる。

本日のラインナップ

私はワインに詳しいわけではないけれど、ああだこうだと言いながら飲み比べるのはとても楽しい。
母も私もピノノワールが好きなのだが、この日飲んだ中では、ロゼとシラーが美味しいということで意見が一致した。
従妹にロゼを1本買って帰ることに。

コートハウス

サンタバーバラへ向かい、ガイドさん曰く「アメリカでいちばん美しい裁判所」だというコートハウスへ。
このあたりの建物はみんな白い壁と赤茶の瓦屋根、というスペイン様式で統一されているそうで、街並み自体がとても美しい。
その中に佇むコートハウスがこちら。

展望台に上ると、サンタバーバラの街並みを見渡せる。

下に降りると、細部まで凝らされた美しい意匠を見ることができる。

裁判所でありながら結婚式場としても人気だそうで、私たちが行ったときにも一組のカップルが結婚式をしていた。すごい美男美女のカップルで、そばには揃いの衣装に身を包んだブライズメイドとベストメンがいて、いかにもアメリカ!!!って感じで興奮した。(ミーハー)

オールドミッション

アメリカ大陸にやってきたスペインの宣教師たちの伝道所、だそう。

美しい建物だけれど、ここでの伝道の歴史は、すなわちスペインによるインディアンへの強烈な支配、弾圧の歴史でもある。
このミッションに宣教師の像が建てられたこともあるが、反対派により破壊されてしまったらしい。
中の展示では、この地域に古くから根づいてきたチャマシュ族というインディアンの伝統や歴史も紹介されている。
学校の社会科見学みたいな子どもたちが大勢見に来ていた。

スターンズワーフ

最後に立ち寄ったのは、スターンズワーフという海辺のエリア。
木でできた長い桟橋を車で渡る。
海が青い!

シーフードを出すレストランがいくつかあり、テイクアウトもできたので、外でクラムチャウダーとビールを飲んだ。

メニューにsea urchin、つまりウニがあり、ponzuにつけて食べると書かれていてすごく惹かれたのだが、母に「さすがに危ない」と止められた。
クラムチャウダーは濃厚で、軽いクラッカーがついてきてとても美味しかった。


ふたたびフリーウェイをひた走り、ホテルに戻る。
着いたのは19時近く、ほんとうに丸一日のツアーだったけれど、知らない風景をたくさん見ることができて大満足だった。

もう近くのお店がだいたい閉まっていたため、パンダエクスプレスでテイクアウトしてきてビールと一緒に食べる。

アメリカに行くとこういうのが無性に美味しい

遊び倒してぐったり疲れ、シャワーを浴びて就寝。

翌日へ続く。

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