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週末のできごととごはん@大阪(220930-221002)

Bさんが関西へ戻って間もない週末、さっそく大阪へ行ってきた。
まだBさんの仕事も荷物も落ち着かないだろうし、ほんとうは次の3連休にゆっくり行きたかったのだが、連休は東京の友人が遊びに来てくれることになったのでこちらで過ごすことに。
その次の週まで持ち越してしまうと、まつ毛とか髪色とか、私が大阪でメンテしてもらっている全ての部位が死ぬ。
というわけで、あまり期待せず「今週末大阪にいくんやけど忙しい?」とBさんにLINEしてみた。
案の定忙しそうな様子だったが、お互いの予定を突き合わせた結果、土曜日の夜に会えることになった。嬉しい。

金曜日

仕事を早めに切り上げて電車に飛び乗る。
この日は大阪の同僚たちと飲むことになっていた。
ヨドバシカメラの上にあるクラフトビールのお店へ行く。
初めてのお店だったが、ここにはクラフトビール飲み放題プランがあった。
フードをひとり2品以上頼まないといけない、という縛りがあるものの、クラフトビールって1杯が結構高いので、飲み放題にして結果的にはお得だったと思う。あんなに延々とビール飲んだの久しぶり。
ビールは美味しかったし、カリーヴルストとかオニオンリングとか、いかにもビアホール!という感じのものを食べられたのもよかった。

そろそろ解散…と思われるあたりでBさんから、
「やっと仕事終わった!」
とLINEが入る。
「お疲れさま!梅田で飲んでた」
と返すと、
「そうなん!?いま梅田に着いたとこ」
と返ってきた。(Bさんはいま実家から会社に通勤しており、乗り換えで梅田を経由している)

同僚たちと別れてから電話してみると、ほんとうに近くにいて、会えた。
見慣れた梅田の改札に、見慣れたBさんがいることが奇妙に感じる。
もうだいぶ遅い時間だったので営業しているお店が少なく、茶屋町の合コン御用達みたいな居酒屋で飲んだ。チーズのリゾットが美味しかった。
だいぶ酔っ払っていたのもあるし、なんだか舞い上がってしまって、何を話したか憶えてない。引っ越しのこととか仕事のこととか、をひと通り聞いた気がする。セミダブルベッドとソファを実家の自室に入れたら、アパホテルぐらいの空間しか残ってないっていう話とか。
なんにせよ、きょうは会えると思ってなかったのに会えて嬉しかった。
明日の約束をして別れる。

土曜日

朝はピラティスに行くつもりでウェアを持ってきたのだが、ちょっとお酒が残っていて結局行けず。
10時過ぎにようやく起き出して、まつエクと美容院をハシゴした。白髪が増えていたので、染めてもらってほっとする。
合間に好きなパン屋さんへ寄り、カヌレを買って食べた。美味しかった。

夜はBさんと待ち合わせて天満へ。
私の好きなお店で、馬刺しと馬の焼肉をたらふく食べる。

新鮮な馬刺し。脂が甘ーい!
こっちは焼肉用

Bさんは初めてとのことだったが、
「熊本で食べたのと同じくらいうまい!」
と言っていた。馬のお肉は力強いのにあっさりしていて、たくさん食べられるのが良い。
途中で我慢できず頼んだライスがまた美味しかった。満腹。満足。

梅田に出て、カラオケに行った。定番すぎる流れ。
Bさんは接待のレパートリーを増やし、私は最近覚えたあいみょんの「双葉」を歌ってみた。意外と歌えた(気がする)ので今後の定番にしていこうと思う。

私が泊まってるホテルに来るかな、でも実家だし帰っちゃうかな、と思っていたら、迷うそぶりもなくあっさりと帰ってしまった。まあ実家に戻って間もないし、仕方ない。
一緒に駅まで行って、ハグをして別れた。正確に言うと私が一方的に抱きついて、Bさんは頭ポンポンしてくれただけだけど。
いろいろ含めて、これくらいの温度感のほうがいいのかも、とも思う。
少しの淋しさはあるけど恐れていたほど淋しくはない。たぶん私の中で、離れてからのBさんとの時間は「ボーナスステージ」みたいに捉えているからだと思う。会えなくて当たり前、会えたらラッキー的な。

日曜日

朝から、卵かけごはんを食べに行った。
福島にひっそりとあるお店。インスタでたまたま見て知り、ぜひ行ってみたいと思い予約しておいたのだ。
行ってみると私以外は20代女子の二人連ればかりだった。アラフォーおひとりさま、負けない。

何種類かある中から、「神果卵」という卵を選んだ。
オプションで白身をメレンゲにもできるのだが、今回はそのままでいただく。

もはやZENの世界

うやうやしく運ばれてきた卵かけごはんを、まずは調味料なしで一口。
う…うまい……!!!
いや、スーパーの安い卵だって十分おいしいし、こういう場面でよく言われる卵の臭み?とやらも含めて私は愛しているのだけど、しかしその臭みが一切ない卵のすがすがしい美味しさたるや。
やや硬めに炊かれたごはんがまた美味しい。ほんの少し焦げ目が見えたので、たぶん土鍋とかで炊いているんだと思う。
運ばれてきたときには「卵に対してごはん多いかも…持て余すかも…」と思ったのに、白身まで美味しい卵とごはんそのものの美味しさのおかげで、まったく飽きずに完食した。
牡蠣醤油、鰹醤油、透明醤油、煎り酒、と4種類用意された調味料もそれぞれに美味しい。私は煎り酒が好きだった。

食後にコーヒーとプリンをいただく。

食器もお洒落

赤みの強い「茜」という卵でつくられたプリンは、この写真だとオレンジっぽく見えるけれど実際はもっとピンクっぽい、見たことのない色をしていた。
甘さ控えめで、卵の旨味がぐっと迫ってくるプリン。しみじみ美味しい。
あわせて2500円、朝食にしては随分と高いけど十分に満足した。また行きたい。

梅田に出てひとしきり買い物などをしてから、なんばで同僚と飲んだ。クアトロフォルマッジのピザを分け合って食べつつ、昼からボトルワインを1本あける。

こういうピザがいちばん好き

夜ならワインもう1本行くところだけど、これから帰らなくてはならないので、追加でグラスワインを1杯だけ飲んでお開きに。
「はやく大阪に戻っておいで」とのエールをもらって、帰路についた。


帰る電車の中で、思い出しながらこれを書いている。
いままでは帰ったらBさんがいてくれたけれど、今回からは誰もいない。そのことがいちばん淋しい。
でも、上でも書いたように、いまのところ恐れていたほどの淋しさではない。むしろ次のボーナスステージまでにもうちょっと痩せたいな、暇だしダイエットしよう、とかポジティブな思考もあったりする。

これからどうなるかは分からないけど、ここからの生活にも少しずつ慣れていこうと思う。
ひとまず、不摂生な週末の締めくくりとして帰ったらトムヤムヌードルを食べます。(ダイエットは?)

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