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幸せな起業の「在り方」と「魅せ方」

今回もある方との個別コンサルのお話の中で出てきた、
「自分らしい起業」に大切な「在り方」とその「魅せ方(方法)」の違いについて書いてみたいと思います。

これまでコンサルティングでたくさんの方を見てきて、よくある失敗事例。失敗というか上手くいかない1つのパターンがあるんです。

それは、起業を始めたばかりの方が、商品を完全につくってから売ろうとしてしまうこと。

実は商品が完全に出来てから売るのでは遅くて、作っているその過程からみせていく事がとても大事で上手くいきやすい秘訣だったりするんです。

商品やメニューだけじゃなくて、プロモーションの方法も含めてテストマーケティングしていくことが大事になってきます。

「在り方」と「魅せ方」の違い

本題に入る前に、もう少し「在り方」について詳しく説明してみたいと思います。

私が伝えている、自分らしい起業の「在り方」と反対にあるのが、いわゆる「成功系ビジネス」です。これまでの「成功系ビジネス」は、社会や世間が求めるものを見つけ出して、それをビジネスに変えていくというもの。

あくまで外にどんなニーズがあるかをマーケティングし、それに合致するニーズを満たす商品を作り、売り出していく手法。

これまでのビジネスの9割はこの方法で生み出されてきたと言っていいような気がします。そして買う側もそれで満足してきた。ただ、今では商品や情報はリアルな現実でも、ネット上にも有り余るほどにあって、多くの人はそれだけでは満足できなくなってきている。

そこで、これからはあなたの「在り方」をベースにしたビジネスが社会にも求められてきていると思うのです。

「在り方」を大事にするビジネスは、出発点が自分なんです。自分の五感で作っていく。自分の中にある大事にしたいもの、生き方、表現したいことをまず第一に考え、それをどうしたら必要な人に届けることができるかを考えること。

そのどう表現したいかというのが「魅せ方」なんです。


どんな方法で、それをどの場所でプロモーションしたら、必要な方に自分の想いを届けることができるのか。「在り方」が決まったら、その具体的な方法を探っていく。まずはこの順番を起業する人は大事にしてほしい。


だって、起業するからには自分らしくみんな輝きたいと思っているはずだから。

「魅せ方」はテスト的にアウトプットすること

最初にお伝えした内容に戻ります。起業したての多くの人は、しっかり作り上げてからリリースしようとしてしまう。でもそれって、上手くいかないことが多いんです。

逆に上手くいく人は、自分自身の「在り方」や方向性が決まったら、具体的なメニューやプロモーション(PR)は、考えているところからリリースしていって、みんなの反応を確かめていく。

できれば一つの媒体ではなくて、いろんな媒体(リアルなお茶会や体験会、Facebook、Blog、メルマガ、Instagram etc...)でマーケティングをかけていって、良い反応、濃い反応があるところを見つけていくことが大事なポイントではないかと思います。

そして、その良い反応があるところに重点的に情熱、エネルギーを注いでいくこと。その場所で輝いていくことが起業において、しっかりとビジネスとして形にしていく上で必要不可欠なのです。

あなたの輝く場所や方法は実際に発信していかない限り、反応を見ることは難しいです。

現代ではSNSなどの無料で発信できる媒体がたくさんあるので、いろんな場で試していって、整っているところに商品・サービスをリリースしていくこと。起業初期の方はそうやって、自分とお客様となる人が繋がる場所を行動しながら見つけていく必要があります。

冷静と情熱の間

起業する特に女性で注意した方がいいのが、感情的になってしまって、自分が見えなくなってしまうこと。お伝えしたように、想いや在り方はとても大事です。でも、その情熱は大事にしながらも、きちっと目に見える数字などで、冷静に見ていくことも重要です。

想いを伝えると同時に、冷静に数字として見ていかないとビジネスとしてつながっていかないのです。自分の情熱をただやみくもに出していくだけだと、やっぱり成り立たない。そこは客観的にマーケティングをしていく必要がある。このバランス感覚がとっても大事になっていきます。

エネルギーを出す場所を冷静に判断していって、そこに思いっきり情熱を傾ける。そうやって、自分らしさと、自分の輝く場所と方法を見つけて、熱量をかける、情熱を燃やすこと。それができれば、必ずビジネスでもうまくいくはずです。

誰でも、お金をかけずに自分の考えていること、学んだことやサービスを周りにシェアできる今の時代。あなたの中にしかない輝きを世界に表現していく。それで誰かが喜び、ビジネスとしても成り立っていく素晴らしい時代だと思います。情熱と冷静さをもって、どんどん世界に発信していきましょう。

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