1本まるごと採り放題!「りんごの木オーナー制度」〜佐久穂町の知らざれる魅力とふるさと納税のススメ〜
澄んだ青空の下、「りんごやSUDA」のリンゴ畑には、色鮮やかな可愛らしいリンゴたちが収穫の時期を迎えていました。今日は佐久穂町のふるさと納税返礼品の一つである「りんごの木オーナー制度」のオーナーさんによる、待ちに待った収穫の日。今回、収穫のお手伝いをさせていただくとともに、参加された原田さんご夫婦、そしてりんごやSUDAオーナーの須田治男さんにお話を伺いました。
りんごの木オーナーさんがリンゴの他にも得たもの
佐久穂町在住のご友人の紹介でオーナー制度を知り、今年でオーナー制度4年目の原田さんご夫妻。毎年、ご家族やご友人を誘って参加されているそうです。今年はご友人と可愛いワンちゃんとのご参加でした。
好きな木を選び(ふるさと納税の返礼で対象となる品種は、秋映、シナノスイート、シナノゴールドの3種から選べます)、摘果、葉摘み、名入れ(リンゴにオリジナルの文字やイラストを入れることができる)、そして収穫。年に数回リンゴ畑を訪れ、リンゴの成長を間近で見ることができるオーナー制度にはたくさんの魅力があると、原田さんは教えてくれました。
「リンゴは、とにかくおいしいです。収穫したリンゴは友達や家族とシェアすることもできます。そして、ここに来るだけで本当に気持ちが良く、癒されます。毎年訪れる度にこの土地のことをさらに知ることができ、愛着が湧きます」
同じ佐久穂町の黒澤酒蔵のお酒の輸出をされている原田さんは、このご縁からリンゴやSUDAのシードルの輸出販売を手がけるようになり、佐久穂をはじめ、周辺地域の酒屋さんやワイナリーとの繋がりもできたそうです。1本のリンゴの木から繋がりが生まれ、広がっていく。「りんごの木オーナー制度」には、美味しさの他にもたくさんのギフトが待っているようです。
ソムリエをしていた農園主がオーナー制度を始めた理由
以前にソムリエとして飲食の仕事をされていた須田さんが、これまでの接客の経験を活かすことができるのではないかと始めた「りんごの木オーナー制度」。「木の選定、摘果、名入れ作業や葉摘み、そして収穫。一連の作業を実際に体験してもらいたいと思っています。また、天候に左右される大変さなども知るきっかけになったらうれしいです」と語る須田さん。
「消費者と直接触れて声を聴くことができることが何よりの喜びです。3世代で訪れてくださったり、子供たちや犬たちが畑を駆け回ったり、そんな風景を見られるのもうれしい。コロナ禍では、畑は、訪れた皆さんにとって羽を伸ばせる場所になったのではないでしょうか」
オーナーさんだけでなく、須田さんにとっても多くの喜びという名の収穫が得られる機会となったようです。
「佐久穂町の農業を守り、更なる魅力を届けていく」須田さんの佐久穂への想い
「農業も高齢化が進んでいるので、少しでも佐久穂町の農業を守り、繋いでいきたいですね。また、佐久穂町の名前をリンゴの他にプルーンの産地としても広めていくことに尽力していきたいです」
プレミアムオータムキュート「紫稀」(※)のように、佐久穂町産のプルーンの銘柄化やリンゴとプルーンのリキュールやクラフトビールなどの商品の開発を進めるとともに、ふるさと納税を通して、佐久穂町の良さやリンゴ・プルーンの魅力を伝えていきたいと展望を語ってくださいました。
「お客さんに味だけでなくデザインでも喜んでもらいたいと思っています。ホテルやレストランでもそのまま出せる、そういった商品を作りたかったんです」
シードルやジュースの洗練されたパッケージには、元ソムリエの須田さんの想いが込められているなぁと感じました。贈り物に、特別な日に、自分へのご褒美に・・・。様々なシチュエーションで楽しめそうですね。
佐久穂町のテロワールがたっぷり詰まったリンゴやプルーン、そして加工品を皆さんも一度味わってみてください。そして、ぜひ「りんごの木のオーナー」として、リンゴやおいしい空気や新しい出会いを楽しみに佐久穂町を訪れてください。きっとたくさんの収穫があるはずです!
佐久穂町ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)の総合的なご案内はこちら
(さくほ通信clubメンバー 松本菜穂)
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