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今では減ってしまった行事のものづくりを再現しよう

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昔、1月には暮らしに根付いたたくさんの行事があった。小正月や二十日正月など、今では知っている人も減ってきた行事を掘り起こして、そのとき使われていたものの具体的な作り方を再現し、残… もっと読む
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記事一覧

馬越区 御嶽講の春祭り

佐久穂町には、「講」という同じ神仏をまつったり、本社に参詣したりすることを目的として結成…

「御物作り」について語る会を行いました

12月7日。茂来館にて「御物作り」について語る会を行いました。今回はその様子をご報告したい…

穴原地区の小正月行事

高岩駅から、急な坂を登った集落「穴原」。坂に沿って集落が広がっています。穴原区にお住いの…

「御物作り」体験会を行いました

1月12日。茂来館にて「御物作り」体験会を行いました。「御物作り」について語る会に続いて、…

その家によって引き継がれたやり方がある家の行事

昨年度、「今の人たちは知らないだろう」と教えて頂いたお正月行事。「興味をひかれつつもよく…

ヌルデの木~佐々木泰久さんとともに~

9月末頃の話です。  御物作りをご存じの方がいないかと、頼った先は「佐久穂町むかしたんけん…

御物作りとお正月に関わる行事  馬越 井出利松さんのお話

中部横断自動車道、八千穂高原インターを降りて八千穂高原方面へ向かい、国道299号を左手へ曲がってすぐの集落「馬越」。そこにお住いの井出利松さん(78歳)にお話を伺いました。 馬越での御物作り 町で資料として使ってもらえるのであれば、と「御物俵」を持ってきてくださった利松さん。平成25年に、同じ馬越の中山登さんが生前に作ったものだそうです。 「これはヒノキかもしれないが、うちでは『ヌルデ』を使っていたんです。」と、話が始まりました。 「ここら辺では、1月2日に仕事始めとい

行事チーム 最初のご挨拶

はじめまして。さくほ集落の話の聴き手「行事チーム」です。 私たちは佐久穂町で行われていた…