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布施 砂丘彦
2022年1月31日 15:37
村上春樹の短編小説「納屋を焼く」(1983年)を原作とした映画「バーニング」(2018年)を観た。 原作は『螢・納屋を焼く・その他の短編』(1984年)に収録されたわずか30ページほどの短い作品だ。読んだのは10年ほど前なので記憶がおぼろげだが、まるで話が途切れてしまうように終わったのが印象的で、読み手に謎を与える作品だった(もちろん最後にまとめ的な段落はあるので小説としてぶつ切りではないが