i am single
ところで、私は結婚をしていないという意味での「独り身」なのだけど。
将来のことを不安に思うことが多い。
老後どうしよう。つまらない。孤独死?
そのたびに親からは「結婚できないからそんなこと考えるんだよ」と言われる。
母曰く「選ばれない女」「選ばれなかった女」なのだ。
(将来が不安なのは、選ばれなかったから?はて。)
結婚したいのに、できなかった。
これが事実。
だけど、ちょこっと違ったりもする。
結婚したいと思える人がいなかった、とも言う。
もちろん、こんな事を堂々と宣言したら、いやいや何を言ってるんだ。
寝てるの?寝言は寝て言うものだよ?
誰にも結婚したいと思ってもらえなかった、だろう?って言われるのも予想がつく。
んー。確かにそうかもしれない。
私だって結婚するつもりはあった、する予定だった。
するんだろうな、と漠然とした感じではあるがそう思っていた。
ところが、20代後半にお付き合いをしていた彼と別れてからはそんな気持ちがどこかに行ってしまった。ゴーンである。
サドンリー ディスアピア。
アラサーになり結婚が現実化してくると、私の周りのシングルたちはみんな「婚活」に励みだした。
例にもれず私も、励んだのだ。とてもとても。
カジュアルな合コンから、友達の紹介、カジュアルとは言えない緊張感を持った上司からの紹介、それはもうたくさんの出会いがあった。
「出会いがない」なんて言い訳はできないぐらいに。
そうこうしているうちに、みんなお嫁に行きまして。
大丈夫、そのうち出会えるよ。
と、根拠のない励ましを何人にかけられたことか。(いや、ありがたいけども)
気が付いたら、私だけだった。結婚してないのは。
いいと思えない人には好かれるのに、
いいと思える人からは好かれない。
つまり、いいと思える人にアピールすらできていない。
私は結婚どころか恋愛の仕方すら、忘れてしまった?もともと知らなかったのかもしれない。
(それから数年経つけど、いまだに分からない)
今、結婚したいの?と聞かれると即答できる。
「別に」
私は、結婚をしなかった。
これが私が選んだ道なのかもしれない。
できなかった。これもまた私の道なのかも。
先のことは分からないけど、今は納得してる。
先のことは分からないけど、ひとりでも大丈夫。
先のことは分からないけど・・・
あれ?ほんとは結婚したいのかも。
こんなこと書くと元の子もないけど、
好きな人がそばにいる生活、好きなことを自由にできる生活。
理想だとか、幸せだとか、人それぞれ。
って、言い聞かせてる最中。
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