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15才で1人海外へ初日で帰りたい


イギリスの学校にかよって、日本人のやさしさに気づかされた

はじめて、海外の学校に通った。みんな背が高くてびっくりした。

まだ、15なのに、身長が160ぐらいあるし、大人っぽくて、金髪美女モデル彼氏もイケメンがいた。

ビビった。とてもビビった

うそだろ、私はこんな環境で生活しないといけないのか。

そんななか、自分が最初に挫折する出来事が起こる。

初日の夜ごはん。私の学校は寮だったので、食事は一階のホールの隣にある食事用の部屋で食べた。

みんな、おなかがすいてるので列に並ぶ。中学生から高校生までいる学校だから、先生も含め、一斉に人が並んだ。

私は、おなかがすいたから、イギリス料理を並んで待っていた。(あとで、イギリス料理がくそまずいことに気づく笑)すると、

「あー、エミリー!調子はどう?」と私の前に並んでいる女子のところに駆け寄り、ちゃっかり抜かす女子集団。

それをしてる人がいっぱいいるせいで、私は前のほうにいたのに、いつのまにか真ん中らへんよりちょっと後ろのほうにいた。

「誰も列にならばん!」

え?なにこれ、何のシステム?友達いたらいれてくれるの?(いや、そのシステム自分は使いたくないなあ)

もちろん、15才純ジャパ英語もろくにしゃべれない私は初日で友達もできるわけもなく、めちゃくちゃ理不尽な状況になる。

泣きそうになった、私はおなかがすいとるんじゃ。前に並ぶなあ

デカいお姉さんたちが怖くていう勇気もないし、そもそも英語でなんて言うのかも知らない。

この時、私は日本人が列にきちんと並んだり、後ろの人のことも考えてあまる横入りをしないという、やさしさに気づいた

そして、社会の理不尽を体験した。世界はそんなに甘くない。15才で実感した言葉だった。

ふう、初日だけど、もう帰りたい。笑

おやすみなさい。


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