頼れない人へ|祈りを込めた頼み事
頼み事をされたら嬉しいですか?
それとも厄介?面倒?
逆に頼み事をする時、迷惑かなって思ったりしますか?
こんな言葉があります。
「人から頼まれることに自分の才能・得意なことが隠れている」
言われてみれば当然です。
字が上手な子に書記を頼みたくなります。
勉強が得意な子に、ノート見せて!って頼みたくなります。
誰とでも仲良くできる人にはイベントの集客を頼みたくなります。
自己管理がしっかりしている人には幹事やってくれない?って頼みたくなります。
話し上手で起点が利く人にはプレゼンやってくれない?って頼みたくなります。
強みというのは自分にとって当たり前のことだけど、他者から見ると羨ましいものです。だから自分では気づきにくいんですよね。
わたしはよく知り合いから悩み相談を受けます。
気分が落ち込んだり、どうすればいいかわからないとき、私の言葉が救いになることがあるようです。
ありがたいですよね。
頼んでくれる人がいるから、自分の強みに気づくことができる。
頼み事をしてくれた人に心から感謝です。
中には頼み事をしにくいと感じている人もいると思います。私も以前はそうでしたし、今もそんな感覚があります。
迷惑じゃないかな、それくらい自分でやれよって思われないかなって考えて。
でも今は少しだけ積極的に頼み事ができるようになりました。
きっかけは、大学生向けの就活イベントを開催した時のことです。
『自分の強みがわからない』
『自己PRに書けるような事がない』
こういう悩みを持った学生が非常に多かったんです。
「もっと多くの人に自分の良さに気づいてほしい」
と思いました。
頼み事というのは、もしかしたらその人が自分自身の才能に気づくきっかけになるかもしれない。
もし頼み事をためらっていたら、自分では見えにくい才能に気づくチャンスを、相手から奪ってしまうことにもなるのでは。
こうして、頼むという行為に対する考えが変わりました。
最近、友達に頼み事をしました。
「noteのプロフィール画像と背景を作ってほしいんだけどやってくれないかな?」
彼女は絵が上手で、一緒に学祭の実行委員をやっていた頃も、装飾の分野で活躍していました🎨
イラストレーターを使ってポスターをデザインしたり、誕生日カードを手作りしてくれたり、創作が大好きなんです。
彼女はこの頼み事を喜んで引き受けてくれました。
きっと素敵な絵を描いてくれて、そしたら私は喜んで彼女に感謝するでしょう。
でもどんな褒め言葉や感謝よりも、自分に頼んでくれたという事実の方が、もしかしたら今後の彼女の人生においてより大きな意味を持つことになるかもしれないとも思いました。
あなたにはあなたの素晴らしいところがあるんだよって伝わっていたら嬉しい。
そんな祈りを込めた頼み事。
みなさんもまわりの人に頼み事、してみませんか?
さくら
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