アイデアや発明に関するおもしろエピソードの宝庫 ジェフ・エメリック『ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実』
〇この本の内容
この本はイギリスのバンド、ビートルズのレコーディングエンジニアを務めたジェフエメリックの型破りな発想やアイデアに関する、ドキドキが止まらない本です。
レコーディングエンジニアは、簡単に言えば、ミュージシャンが求めているサウンドを作る仕事です。
〇この本の新たな活用方法
この本はビートルズファンにとっても面白い本なのですが、単純に「面白い発明やアイデアを実行し続けた男の物語」としても良質な本です。
ジェフエメリックは、新人で経験が浅かったにもかかわらず、当時大スターだったビートルズのレコーディングエンジニアとして働くことになります。
まだまだ未熟で知識や経験も少ないなか、それを逆に利用して、次々と新しいアイデアや発明を試していきます。好奇心に従ってとにかく色々なことを試していき、時にはタブーとされていることでもやってみる、そのような実験精神の塊でした。
そんな好奇心がそれまでの音楽の常識を変えていくことになります。
〇結論
この本はビートルズファンにもおすすめですが、自分の好奇心に従って音楽に革命を起こし続けた男の話としても面白いので、ぜひ手にとってみてください。
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