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上半身のスクワット

上半身の筋肉を効果的に鍛えるにはベンチプレスやプッシュアップなど様々なエクササイズがありますが、その中でも上半身のスクワットとも言われているエクササイズがあります。

そのエクササイズは

ディップス

です。

そう言われている理由は、ディップスが上半身の複数の主要な筋群を一度に効果的に鍛えることから、スクワットが下半身に対して持つ効果と似ているためです。



理由と比較


1.多関節運動


→スクワットは股関節、膝関節、足首の動きを伴い、複数の筋肉群(大腿四頭筋、ハムストリングス、臀筋など)を同時に鍛えます。


→ディップスは肩関節と肘関節の動きを伴い、複数の筋肉群(胸筋、三角筋、上腕三頭筋など)を同時に鍛えます。


2.筋力強化


→スクワットが下半身全体の筋力を強化するのに対し、ディップスは上半身全体の筋力を強化します。

3.コアの関与


→スクワットは下半身の筋肉に加え、コアの安定性も求められます。

→ディップスも体幹の安定性が求められ、特に体が揺れる場合にはコアの筋肉が強く働きます。

4.筋持久力と耐久力の向上


→スクワットが高回数で行うことで下半身の筋持久力を鍛えるのに対し、ディップスは高回数で行うことで上半身の筋持久力を鍛えることができます。

4.関節の可動域


→スクワットは股関節と膝関節の可動域を広げ、柔軟性を向上させます。

→ディップスは肩関節と肘関節の可動域を広げ、柔軟性を向上させます。

まとめ


ディップスは、上半身の筋肉を効果的に鍛えるための多関節運動であり、全身の機能的な筋力向上に役立ちます。スクワットが下半身の筋肉を総合的に鍛えるのと同様に、ディップスは上半身を総合的に鍛えるため、「上半身のスクワット」と呼ばれるにふさわしい運動と言えるかもしれませんね。

クロスフィットでは機能性も重視されるため、ベンチプレスよりもディップスやプッシュアップが多用されます。
ベンチプレスよりも筋肥大効果は少ないかもしれませんが、動けて格好いい身体作りには欠かせないエクササイズとはいえそうです。


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