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メンヘラパパの在宅勤務

夫の会社にも遂にあの通達が来た…

外出自粛による在宅勤務だ。

夫は金融系の営業なので、本来お客さんのところに伺うのが仕事だ。そのため、世間的にリモートワークの流れが報道されていても3月末までは普通に出勤していた。
それが4月になって、ローテーションで週4程度の在宅勤務という不思議な形で始まった。(支店でしか出来ない業務があるらしい。)

夫は人生初の在宅勤務。

かつて私が前職のスタートアップでリモートワーク(≒在宅勤務)をしている時は「羨ましい、ズルイ」と言っていたが、いざ自分のこととなると結構苦労しているらしい。
ようやく在宅ならではの疲れを知ったか、という感じ。

さて、そんな夫。
在宅勤務用に空いている(将来の娘の)部屋で仕事をしているのだが娘が気になりすぎて20分おきに娘の寝顔を見に来てはほっぺを触ったり髪の毛をいじったりして戻っていく

この厄介さを理解してもらえるだろうか…

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こんなにぐっすり寝ているのに

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毎回突然起こされて迷惑そう…


いかに長く気持ちよく寝かせるかという母親としての最大ミッションが1日に何度も壊されていく

同じ姿勢で疲れる、集中力が続かない、という苦労は理解しているが、母娘の1日のリズムは崩れていった…

ここで気づいたのは、在宅勤務で子供を見ている親の大変さだ。

在宅勤務中の夫に許された自由時間は20分に1回 5分間しかない。なぜなら仕事の合間だからだ。

この時間でどうやって子供を見ろと…?

**家族でいる時間が増えた **

と言うが、

文字通り顔を確認することしかできない。むしろ、子供も喜んだ瞬間すぐにいなくなってしまい可哀想である。

やはり、子供を見るために、その目的で毎日がある育休とは全く異なるのだなと当たり前のことながら感じた。

そして顔を確認することと面倒を見ることは全く異なるのに、「顔が見える距離だから面倒も見れるだろう」というのは甚だ見当違いだということが分かる。

育休ぽくて働けてラッキーだネ!なんて思う人がいたらそれは大きな勘違いで、育休の難易度との差は2倍じゃきかないくらい比じゃないということがわかったので、周りの人にもぜひ分かってほしい。

もちろん夫がいてくれてありがたいこともある。
スーパーへの買い出し係(コロナのご時世、娘とスーパー行きたくない)と高い高い係(1日の半分やっていると腕がパンパンになる)だ。


最後に。犬山紙子大先生がとても的確に“在宅される側”の気持ちを代弁してくれているので私から他に言うことはありません。以上です。


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