"オイラ大地"グループに入って変わった・変わりそうな事～販売編～
販売に関しては、オイラ大地グループに入った事で直接的な影響（メリット）を享受する部分、今こそ進んで改善しようと考えている部分がありそれらを書きたいと思います。
１．通販店とリアル店の販売期限基準の違いで生まれる、超お値打ち商品
旬八青果店は、誰がどう見ても、路面に店舗が構えられた「ザ・リアル店」です。リアル店の特徴（強み）は「手に取って商品を確認できる」事にあります。
この場合、賞味期限が極端に短いものが仮に売られていると"買わない"という選択肢も取れますし、賞味期限が極端に短いので価格が定価より下がっているなどの価格変化があれば、その価格と価値のバランスで"買う"という選択肢も取りやすくなります。
今、「oisix」ブランドから、通販だと期限的に通常納品が難しい商品を「旬八青果店」の店舗用に納品頂いており、売り場（通販店とリアル店）の性格の違いでロスにならざるを得なかったものをすべて余すことなく販売（最後は配るなどでお客様特典に！）させていただいております。
旬八青果店のような小型店のよいところは、量が少なかろうが多かろうが予定が未定（突然な納品）だろうが、その日入ってきたものに価格をつけて「価値＞価格」のお値打ち販売をひたすら出来る事です。
もちろん、安売りが目的ではないので毎回同じ商品が特売的な価格になるわけではありません。そのため、一期一会の試食の場のようになっており、その後どうしても食べたい食品であれば正規価格でのリピートにつながると考えています。
２．本当に青果をおいしいまま届けられているのか！？青果店を営む環境の見直し
担当役員の方に、青果小売店経営において参考になる経営者の方をご紹介頂きました。旬八青果店の店舗を視察に来て頂き、その後、当社の仕入・販売のマネージャー陣と運営されているお店へ視察へ行かせて頂きました。
一番本質的だと感じたのは、
「本当においしい状態で販売できているのか？」
という指摘を頂いた事でした。
旬八青果店をご利用いただいている方々はよくご存じなところですが、旬八青果店は路面店であり、店外（外）での陳列もたくさん行っています。（むしろ、ほぼ外やん・・・みたいなオープンな店もあります）そのため、その環境は青果の鮮度（味）に影響を少なからず与えます。冬は冬で影響を与える場合があるのですが、夏の方が鮮度（味）に多大に影響を与える品目が多くあります。
「出店する箱（サイズ）を選び、青果のケアが出来る設備投資を」
というアドバイスは、今まで勢いでやってきたところから次のステージへ進むために必要な事だなと強く納得しました。組織としてしっかりやる売上まで来ているからちゃんとやりなさいというコメントは沁みました。
以下、視察に行った際の画像たちです📷
※撮影許可を得て撮影しております
そんな高級品の大容量規格。飲食店さんのお客様が多いからということ。
３．豊かな食をワンストップで提案できる「食のセレクトショップ」へ
「旬八青果店」は"都市生活者に青果をおいしく食べてもらう"ために創ったブランドです。（それと同時に地方の生産者さん・メーカーさんがしっかりと経済的に潤うことも目指しています）
東京のような都市部において、青果をそのままの状態だけで販売をするのは、忙しくて料理が出来ない・おいしく食べるスキルセットがない方々には青果のおいしさを享受できないため、「お弁当（総菜）」というファーストフード形態で提供を行ってきました。
しかしながら、コロナ禍を経て都市の食生活はさらに多様化したと感じます。野菜・果物が本来持つおいしさをそのまま伝えられるという軸はもっと強固にブラさず、コンビニや量販店がやらないような都市のライフスタイルに即した食提案を行う「食のセレクトショップ」を目指して運営の強化をしていこうと考えております。
上記のような現場で得た情報を統合して体系化したノウハウを旬八大学で教えております。現在、無料講座がたくさん（というか、まだ有料講座復活させておらずごめんなさい）なので、ぜひのぞいてみてください。
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