見出し画像

【エッセイ】AIに訊いた「国の借金」#1


国の借金

 日本という国が増税増税と捲し立てるその裏側に必ずくっついてくるのが「国の借金」というものである。
 私は以前からこの「国の借金」というものに懐疑的でもあり、いろいろな資料を読み漁っているのだけど、けっこう人によって見方が違う。
 なので、人ではなくてAIに尋ねてみちゃどうか?みたいな軽いノリでちょっと訊いてみた。
 とりあえず訊いてみてその返答に対して疑問に思うことも突っ込んでみたので、数回に分けて投稿してみたいと思っている。
 なにしろ相手はAIなので全ての情報が正確であるとも限らないのだが、それでも人の意見ではなくてAI自身が学習したことを元に返答をくれているので、それをそのまま掲載する。

 まず第一回は、そもそも日本の財政ってのが本当に本当にヤバいのかどうか?である。

私の質問とAIによる回答 第一回

(質問)

 日本政府は「国の借金」ということを理由に国民に増税を強いるのだが、実際に日本という国の財政はマイナスであると言い切れるのか?

(ChatGPT)

日本政府が国民に増税を強いる理由の一つとして、「国の借金」が挙げられます。ここで言う「国の借金」とは、日本の政府債務のことを指します。 日本の財政状況について詳しく見てみましょう。

日本の財政状況

政府債務の規模:
日本の政府債務は非常に大きいです。2023年時点で、日本の政府債務はGDPの約250%に達しています。これは世界的にも非常に高い水準です。

借金の内訳:
日本の政府債務は主に国内で保有されています。具体的には、日本銀行、国内の金融機関、そして個人投資家などが国債を保有しています。これは、外国からの借金に頼っている国とは異なり、国内経済に与える影響が異なることを意味します。

財政赤字:
日本政府は長年にわたり財政赤字を計上しており、歳入(主に税収)が歳出(主に社会保障費や公共事業費)を下回っています。このため、新たな国債発行によって財政を賄っている状況が続いています。

財政の健全性
財政の健全性を評価するためには、単に債務の大きさだけでなく、他の要因も考慮する必要があります。

金利とインフレ率:
現在、日本の国債金利は非常に低い水準にあります。低金利環境が続く限り、政府は比較的安定して借金を維持することが可能です。また、インフレ率が低く抑えられていることも財政運営を支えています。

経済成長:
経済成長が持続的に続くことができれば、債務の相対的な負担は軽減されます。しかし、日本は少子高齢化に直面しており、長期的な経済成長率に不安があります。

信用リスク:
日本国債は依然として高い信用を保っています。これは、日本が主要な経済大国であり、安定した政治基盤と強力な金融システムを有しているためです。

結論
日本の財政は非常に多額の債務を抱えており、財政赤字も継続しています。これを理由に政府が増税を推進するのは理解できることです。ただし、日本の財政が直ちに破綻すると言い切れる状況ではありません。金利の低さや国内での債務保有率、経済の安定性などを考慮すると、現在の財政運営は持続可能と考えられます。しかし、長期的には経済成長や人口動態の変化、金利の動向などが大きな影響を与えるため、持続的な財政改革と経済成長戦略が求められます。

ざっくり言うと

・政府債務は大きく、その債務は国債として主に日銀や金融機関、個人投資家などが保有し、また金利、インフレ率が低く維持される限り国は比較的安定して借金を維持することが可能。

・少子高齢化による成長不安はあるものの、現時点で日本国債は高い信用性を維持している。

・財政赤字継続により、増税を推進するのは理解できるものの日本の財政が直ちに破綻するとは言い切れず、現在の財政運営は持続可能。

次回

AIの言う
「外国からの借金に頼っている国とは異なり、国内経済に与える影響が異なることを意味します。」
という部分が素人にはいまいちわかりにくかったので、そこを突っ込んで訊いてみた。


(つづく)

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?