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はじめてのDELF受験②(Production oral)

はじめてDELF(B1)を受験した私の備忘録。
今回はProduction Oral(面接)


さて、Production Oralの試験手順は試験会場によって異なるようですが、
東京会場(アンスティチュフランセ)では、午前中の筆記試験を終えて、
昼休憩を挟み、それぞれ指定された試験時間の15分程前に来るように指示されます。(早めに到着しても部屋に入れませんでした。ちょっと寒かったです)


試験の流れ

  1. 受験票の確認

  2. 試験の長れの説明

  3. Sujetをひく

  4. 10分の準備タイム

  5. 受験する教室へ移動

  6. 面接試験

といった感じです。

まずは受験票の確認ですが、人によって面談の教室番号が異なるので
場所確認をしておくと安心です。(この部屋に入ってしまうと、もう試験準備に入ってしまうので、確認不足だと試験直前に部屋を探してウロウロすることになってしまいます)アンスティチュフランセのスタッフさんはとても親切でした。

また、Documentのプレゼン準備(構成などを考える時間)は試験部屋とは異なる場所で行えるので、比較的落ち着いて取り組むことがができます。


面接

部屋に入ると、名簿にサインをし、着席するよう促されます。
フランス語の試験ですので、もちろんフランス人の先生。
ちょっとした会話のやりとりがあるかもしれませんが肩の力を抜いて会話してください。

そのあとは事前情報の流れ通り、
1 自己紹介と質問
2 ロールプレイング
3 Sujetにそった見解の口述
と進んでいきます。

①自己紹介

自己紹介はなごやかな雰囲気で進んでいきました。
質疑応答では、私は「自分の職業について」聞かれました。
わりとゆるい雰囲気で、質問も2問くらいで終了。

②ロールプレイング

椅子に座ると、目の前のテーブルに【2】のロールプレイング用のSujetがずらりと並んでいました。このSujetですが、2枚組になっているので、その中から自分のやりやすい方を選ぶことができます。(タイプの異なる二種類のSujetをあえて組み合わせて、受験者の得意な方を選びやすいようにしてくれていた気がします。フランス会場のDELFでは本当にランダムに選ばなくちゃいけないらしいから、東京会場、親切♡)

結局私が引いたSujetは「友人との映画の待ち合わせに遅れてしまい、映画の上映開始時間が過ぎてしまった、そこに私が到着して…」という状況のものでした。

比較的フランクなシチュエーションだったので、ラフなフランス語で会話をして終了。(遅刻の理由を母の病気にしました、母ごめん)

③プレゼンと見解

私が引いたSujetは「子供たちのデジタル機器使用についての賛否」でした。
(こちら、別室で2つのSujetから一つを選び、構成準備済み)

もう一つのSujetはタイトルを見る限り専業主婦についての文章でしたが、「子供のデジタル機器使用について」というタイトルをみた瞬間に何となくこちらのほうがプレゼンしやすいと思い、もう一方の文章はちゃんと読みませんでした。

このプレゼンに関しては、3分という時間の中で収めなくてはいけなかったのですが、ひとり喋りに長く時間を使いすぎてしまったので、質問が一問のみと少なめでした。プレゼン内に「自分の経験」の入れ込みが少なかったので案の定質問でそこを突かれましたが、バタバタと終了。

以上がオーラル試験の全体の流れです。

いかがでしたでしょうか。
初めての受験となると、情報も少なく、流れも雰囲気も全くわからないものですが
(私は全くわからず困りました)
このnoteがDELF受験される方の参考になれば嬉しいです💌

それではA bientôt!


鈴木沙喜代



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