見出し画像

何を信じて、何に従うか。

このタイトルを書きたくて、深夜2時に起き出した。文章を書きたくて起きるのは久しぶりだ。でも、ツイッターを始めてからそういう感覚が少なからずあるのだ。自分の中に言葉がずっと降ってくる感覚。自分の思考を自分自身が掴んでいる感覚。掴みかけている感覚。深夜は時間が長いからいい。永遠に続くみたいな夜が何をしてても許してくれるみたいで、急かされなくて。昼間は忙しいけど、今はゆっくり今日を振り返ろう。

今日、森ちゃん(旦那でCRAZYの社長)が、毎週水曜2時間やっている全社のMTGで話していた。

素人の価値は夢を信じられることだとか、マーケティングもロジックも必要だけど生き方・姿勢はそれを超えるとか、リーダーシップとは覚悟だとか、一歩引くなよ、とか。

私は、妻ながらもりちゃんが全社でしている話を聞くのがとても好き。素直に、反省し、もっと前に、上に行きたいと思うのです。くそー、自分小さいなと反省をし、自分の考えを押し付ける事ではなく、人に問う事でその人を奮い立たせられるところを尊敬している。そして、森ちゃんの話を聞きながら、猛烈に考える。何を信じて、何に従うか、を。

戦争もなくて、食べ物もあって、経済成長もしていて….何かを信じなくては生きていけない時代は終わったように思う。でも、「何を信じて、何に従って生きるのか」を、考えずに生きるのは勿体無いし、ごめんだと思った。それこそが、創業の前に志した、「意思を持って生きる」ということだから。

今の時代を私はとても平均的になりやすいと感じる。自由だし、死なないし、いろんな機器やインターネット・SNSは普及しているし。やる事も多くて、考えたり哲学したりする時間がない。戦争はイメージできないけど、ヨーロッパの哲学者たちや、日本の文豪のことはよくイメージする。きっともっと、「生きる」ということや、「この人生を何に使うのか」を考えて考えて考え尽くしていたのだろうなと。絶望したり、自殺してしまったり、今でも有名である、ほどに。

考える事をさぼってはいけない。信じる事を止めてはいけない。私たちの価値は、真剣にそれをし続けている事だなと、一番後ろでみんなの姿を見ながら私は思う。人間はどうあるべきか、私は何を求めているのか、世界はどうなるべきか、そのために何ができるのか、を一人で考えるのは難しい。でも、会社という組織でそれを考えるのはもっと難しい。多くの人が組織の中で思考が停止してしまう。もしくは思考が制約されてしまう。

その中で私たちは、この場所にいるから自分と世界にタッチし続けられていると私は思う。それが組織の強制力だ。健康な食事を仲間と摂る事、本音で生きる事、家族と向き合う事、自分を超えて本気になる事、怖いくらいの覚悟を決める事。すべての会社にそれぞれの圧があるとおもうけれど、CRAZYという場所は、前述した事に圧がかかっているのだと思う。ひとりだったら辞めてしまうものを、勇気が必要で非効率なものに挑み続けられる圧が。

深夜の魔法で引っ張り出した写真たちを見るとなんか全てが分かる気がする。笑

これからの時代、会社は自分が属する代表コミュニティだ。なんの業務をして、どんなオフィスで、どれくらいの時間とお金で仕事をするのかということよりも、「自分がどう生きるか」ということにそのコミュニティや事業がどう作用するかが問われていると、私は思う。スキルや左脳だけではなく、人間性や感覚・感情を自分がどう育てるか、ということ。

誰でもフリーランスになれて、自由が溢れるこの時代に、今目の前の自分のやりたいことではなく、トータルとしての自分の人生が求めている方向へ、レベルへ。自分自身をどうデザインできるか。そのことを私は、大切にしたいと願う。それは私が10代から常に大切にしていた信条だ。プライベートでもそれはもちろん出来るか、100年ライフと言われる今、人生の大半をかけている場所で志を達成し、自分の理想の人生や人間像を手にしない理由はない。

改めて。何を信じて、何に従うか。
表題の問いに対する私の答えはこれ。そして、これは私の、ではなく、私たちの答えだと思う。

世界の変化を信じて、理想に従う。

信じるところに世界が生まれる。違う熱が生まれて、物事が再定義される。WHATそのものにほぼ価値はない。そのWHATに何を見出しているか、それをどれだけ信じているか、が組織の価値・事業の価値を、決めていく。結婚式から始める人生を通したこの事業には未来しかない。

「人がこの人生でよかった」と思って死んでいくことに最も貢献した企業になる。誰もが、無理でしょと思う、でも「これが理想じゃん?」という未来に、素人の発想と強靭な行動力で挑む。目指しているのは「世界で最も人生を祝う企業」。人間や人生を科学し、研究し、自分たちの人生を精一杯生きる事を通して、複雑な問題を内包し、解決し、そのソリューションをコンテンツにして、世の中に届けていく。とんでもないレベルで。

この社名でよかった。We are CRAZY.

注:冒頭に書いた山川咲のTwitterは思考は浮かぶものの、書きたいなと思うことの1/20もツイートできてません。長い目でお付き合いください。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?