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4月23日(木) ぜんぶVRに置き換わったりするのかな

昼食:ケンタッキー
夕食:茹で毛ガニ、筍とカニとあさりのちらし寿司、若竹煮、ふきの炒め煮、春キャベツの土佐和え、しじみの味噌汁

靴を履くのはめずらしいこと

コンビニに行くために靴を履いたら、やけに久しぶりな感じがした。このまま自粛生活が続くと、靴を履くのはめずらしい行為になり、人は靴を平均1〜2足しか所有しない、という未来がやってくるのかもしれない。私は今靴を20足くらい持っている。

よそ行きの服についても同じことを思う。よそ行きの服は、2、3パターンあればもう事足りてしまうのかもしれない。来年、再来年と私は服を買わなくなるのかな。今季の春服は、このまま誰にも見られないで終わる可能性が高い。

その代わり、ネット上のおしゃれが独自に発展したらおもしろい。アバターに服を着せるように、ファッションアイテムのデータを購入したら、それを身に着けている姿が映る。ファッションデザイナーは、実在しない服をデザインする役割を担う。手の込んだデザインの服(のデータ)は高い。オンラインミーティングで凝ったアイテムを着用していると、「あの人、おしゃれなんだな」「服にすごい課金してるな」と思われる。

そんなことを考えながら歩いていたら、赤ちゃんを抱いた父親が、道端のツツジの花を赤ちゃんに見せていた。低くしゃがみ、赤ちゃんの目線にツツジが来るようにして。それを見て、リアルで物体にふれる需要はそう簡単になくならないのかもしれない、と思った。

家事の分担にエクセル表は必要か

家事を分担するために、まずエクセル表に「名も無き家事」も含めてすべて書き出す。これはわりと推奨されているやり方で、最近も「これだけあるんだ」と妻に見せられた夫のツイートがバズっていた。友人もそれをやったらしく、「よかったよねこれ」と夫と言い合っている姿を見て、へええと思った。同居前にいきなり家事育児分担のエクセル表が送られてきたのに対し、「めっちゃわかりやすいね、ありがとう」と返す友人の夫。できた男だ。

おそらく、分担で問題になるのは「妻に負担が偏る」ことだろう。そして、それは夫が名も無き家事と言われる部分をやらずに、「ゴミをゴミ捨て場に持っていく」だけでゴミ捨てをやっていると思い込むことが原因だったりする。現に、友人が作ったエクセル表には「ゴミを集める」「ゴミを捨てる」「ゴミ袋をセットする」と書かれていた。それらをやって「ゴミ捨て」なのだ。

うちはエクセル表を作ったことがない。そして、これからも作らないと思う。それでも分担できているのは、夫が基本何もかも自分でやる人だからだ。ゴミの話でいうと、ゴミ集め、ゴミ捨て、ゴミ袋セットをやるのはもちろん、生ゴミが臭くならないように重曹をかけるとか、シンクの排水溝のゴミを取りやすくするために浅型の金属網を買ってくる(環境整備)とか、そういうところまでやる。

というわけでうちは、食器洗いは夫、料理は基本妻、という得意不得意・好き嫌いによる大きな分類以外、「気がついたほうがやる」でなんとなくまわっている。夫がゴミ集めてる! と思ったら、私はそれぞれの部屋からゴミ箱を持ってきたり、ゴミ袋を設置したりして、負担が偏らないようにする。掃除はルンバがやってくれる。洗濯は、洗濯乾燥機に放り込むだけ。出したあとは、自分の分だけ畳んでしまう。話し合いで決めたわけではないので、どこかで行き詰まるかもしれないが、今のところはこのままの運用で進めていければと思う。


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