向坂ほたる

持ち前の卑屈さで世の中をハッピーに!(?)

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最近の記事

裏垢女子に対する羨望

Twitterをふと見れば、なんだかエッチな投稿がずらり。AVではない。エロ漫画でもない。もちろん盗撮でもない。れっきとした自撮り写真である。いったいどこの誰が何を思ってこんなことをしているのかと、一瞬、腰が抜けそうになるが、見ればそのほとんどがフォロワー数1万人超のアルファツイッタラーたちなのである。 手段はともかく、私よりは社会に対する影響力を持つ彼女たちは、今日も自慢の裸体を次々にアップロードし、承認欲を満たしまくっていることだろう。中には輝かしい経歴を誇るアカウント

    • ”焦り”に対する防衛学

      卑屈な文章を書いている私も、かつては充実した人生を謳歌していた。ところが20代も後半に差し掛かると、平日は仕事と生活に追われ、休日は何もやる気になれず、かつての知人は資格を取得したり、脱サラしたり、、、私はそれでも目先のこと以外やる気になれないが、焦りだけは雪のように私に着実に積もり始めるのだ。 一方で、私は現状の生活にこれといった不満はない。したがって革命も望まない。資格取得や脱サラを強要される立場でもない。ぬるま湯状態である。つまり、雪はいきなり積もらないから、何もやる

      • 「世界を飛び回りたい」という漠然とした憧れ

        私の職場は去年の春からテレワーク主体の働き方にシフトしており、出張も原則禁止で、会議はもっぱらZOOMやTEAMSといったアプリを使った遠隔方式となっている。 他方、SNSを覗いてみると、bio欄に「世界を飛び回る人になりたい!」と書いている人たちが大勢いらっしゃる。お〜、諸君、この時代に生を受けて幸運でしたな。それ、いまなら簡単に達成できるぞい。 無論、ZOOMで海外の人と話をすることが世界を飛び回ることにはならないだろう。きっと、「いやいや、やっぱり地域に土着して文化

        • きっと私は救世主になりたかった

          私の職場は、昨年春のコロナ騒ぎ以降テレワークが主体の働き方にシフトした。はじめは形こそテレワークなれど、仕事の仕方の切り替えがスムーズにいかず、制度の改変が乱発。結果的に、内部の手続きが毎週のように改変される事態となり、様々な意思決定が遅れていったという苦い記憶が多くの社員のトラウマとなった。 しかし、これも夏を過ぎた頃になると次第に収束してゆく。仕事の仕方が、テレワークにネイティブなものへと変容していったのだ。するとどうだろう。今までよりも効率的に(短い時間で)業務をこな

        裏垢女子に対する羨望

          Facebookという眩しい光

          私はこれまで、可もなく不可もなく、自分でも平凡な生活を送ってきた。ところが、20代後半に差し掛かると、私の身の周りにも転職したり独立したりする人が次第に増えてきて、「このままで良いのだろうか」という焦燥感に駆られてしまう。 それを頭から追いやるため、私がとりあえず選んだのは、学生時代ずっと苦手だった英語の勉強である。英語は何度挫折したかもう忘れたけど、今回もまたTOEICで高得点を目指すという果てしない目標に向かって漠然と頑張っていきたい。 と意識高く考えてみたりもしたが、

          Facebookという眩しい光