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自分で自分の居場所を探すこと

私はずっと、居場所があるようでなかった。
学校や社会はその枠組みの中で、必要な役割を与えてくれる。
だけど、それは居場所というよりも、ただの用意された席が
空いてるかどうかで決まること。

その席が空いていれば、居ることができるし。
席が空いてなければ、不要とされる。

そんな中で、自分はどんな存在でいようと関係ない。
ただ、そこの席が空いてるかどうかに依存している。

私はその席に座れないことや席がなくなることが怖くて
勉強したり、資格を取ったり、就職したりしていた。
だけど、本当にその席に座りたいのか?
その席の居心地がいいのか?
その場にいる人との関係が心地よいのか?
そんなことを自分の目線で考えたことがなかった。


だから、わかる訳がなかった。大切なこと。

心地よい居場所を自分で探すこと
良い環境を自分で創っていくこと
自分がどんな役割を持っているのか見つけること

そういう目線で世界を観ていたら
どんどん世界は変えられる。

私が創る世界を広げていける。

そういう実感を持ったことがあるかないかは、
とても重要なことなのだと思う。

私は子供の頃はずーっとぼーっと生きていた。
決まりごとには触れないようにしていたら、
どれだけでもぼーっと生きることが出来た。

従順な良い子って、そういうことだ。
だけど、そういう自分が生きづらいことに
いずれ気づく時が来る。
その時の虚無感や不安はとても大きい。
そのまま従属して生きてしまえたら、それはそれで幸せ。
だけど、そうもいかなくなった時、
どう生きたら良いかを自分で探すしかなくなる。

そういう不安は、実は果てしなく大きい。
支えてくれる変わり者が必要になる。

私はそんな変わり者に出会うことができて、
少しだけ社会を客観視できる力がついて、
どうしたらいいか、自分なりの答えを出せるようになった。

その自分なりの答えは、誰とも一致しないかもしれない。
同僚には白い目を向けられるかもしれない。
迷惑な奴を貫く時期があるかもしれない。
家族にも理解されず罵倒されるかもしれない。

それでも、何が悪いのか?
私は私の観てる世界を大切にして何が悪いのか?
人に迷惑をかけない最小限を選ぶけど、
それより自分のストレスを最小限に留めることの方が
よっぽど重要で。
なぜなら、自分を大切にすることは、人を大切にすることに
絶対に繋がっているから。

大切なことや自分にとって曲げられないことには
どんな辛抱をしたって構わない。
だけど、自分を曲げて我慢を強いられるストレスに耐える
そんな忍耐は何も生まない。

それだけを知ってるだけでも全然違う。



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