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WAIS-IVの検査結果と私の得意・苦手【ASD‪×ADHD女子大生】

1.はじめに

私はASD、ADHD、APDなどを持つ現役女子大生です。

私の生い立ちなどについてはこちらから👇

今回は、私のWAIS‐IVの検査結果と私の得意・苦手について、書いていきたいと思います。

2.WAIS‐IVの検査結果

WAIS‐IV検査結果

全検査:102
言語理解:112
知覚推理:122
ワーキングメモリー:88
処理速度:71

WAIS‐IV検査結果

という検査結果でした。
全検査の結果だけを見ると普通ですが、4つの項目にはだいぶ差があります
各項目について詳しく話していきたいと思います。

①言語理解

そのままですが、言語をどれくらい理解しているかです。ここが高いと勉強が得意な傾向があるそうです。
私は112で、それなりに勉強はできる方だったので妥当かなと思います。

②知覚推理

この項目が高いと、目で見て法則などを理解し、推測することが得意な傾向にあるそうです。
私は122で、他の項目と比べるとかなり高いです。確かに目で見て理解することは得意なので、こちらも合っているなと思います。

③ワーキングメモリー

この項目が高いと、耳で聞いたことを記憶したり処理したりすることが得意な傾向にあるようです。
私は88で、他と比べて低い方です。耳で聞いたことを理解することは苦手で、APD/LiDの症状もあるため、この項目が低いのには納得できます。

④処理速度

この項目が高いと、単純作業(仕分けする、板書を写すなど)をミスなく素早く行うことが得意な傾向にあるそうです。
私は71で、他と比べてかなり低いです。前にも書きましたが、私は素早く板書を写すことがとても苦手です。

ここまでサラッと、数値の意味と、数値と私との関係について書きましたが、次の章では数値と私との関係について深堀りしていきます。

3.検査結果の数値と私との関係

得意なこと

目で見て、理解すること、覚えることが得意です。

特に、視界を写真のように記憶しているので、色の位置関係などを覚えることが得意です。

また最近よく感じることは、口頭で指示を受けた場合と文書で(図や文字を使って)指示を受けた場合では、文書で指示を受けた場合の方が、理解し記憶することが断然スムーズです。

苦手なこと

先程も書きましたが、耳で聞いた情報を覚え処理すること、板書を写すことが苦手です。

聴覚情報だけではなかなか理解や記憶ができません。また、APD/LiDの症状があり、そもそも聞き取れないことが多々あります。
元バイト先でもきちんと指示を受け取れなかったりしました。

板書を写すことも苦手です。
板書を写すという作業には、一時的に板書の文字を記憶に留めて、それを思い出し、書き出す、という過程があります。ただ私は、一時的に記憶して思い出し書き出すという、その一連の単純作業をこなす「処理速度」が低いんですから、板書は苦手になるでしょう。

4.得意と苦手の差が大きくて困ること

私の場合、得意なことと苦手なこととの差が大きいです。

目で見た情報をインプットすることはとても得意でも、聞いた情報をインプットすることは苦手だったり、それをアウトプットすることは苦手だったりと、バランスが悪いです。

得意なことを極めてなにかに活かせれば良いですが、学校や会社などではバランス良くできることが求められるため、それが生きづらさに繋がっていると思います。

5.おわりに

いかがでしたでしょうか。

個人的な思いとしては、

「なんでもバランス良くできることだけが求められるのではなく、アンバランスでも得意なことをきちんと褒められ求められる社会になっていって欲しい。」

そんな感じでしょうか。

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それではまた。

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