シンデレラレビュー
amazon original 「シンデレラ」を視聴しました。
私の個人的な感想ですが、一言で言うと
「ツッコミどころ満載の映画だった」
ということです。
あらすじ
”主人公のエラは、いつかドレスデザイナーとして成功したいと夢見ている女性。しかし現実の彼女は、親を亡くし、継母や継姉に虐げられるみじめな生活を送っていました。そんなある日、お城で舞踏会が開かれることになり、エラは自分の作ったドレスを着て出かけようとしますが……。”
(引用:https://ciatr.jp/topics/319251)
歌とダンスの演出や、キャストさん方のスキルに関してはとてもすばらしく楽しい映画だったように思えます。
また、それぞれのシーンではよく細かな伏線などもあり、作り込められている感じがしました。
ただ、物語全体の構成をあまり見ていないのかなと感じました。
それぞれのシーンは面白いのに、物語全体としては「ん?結局これは何が一番伝えたかったの?」と迷ってしまいました。
ツッコミどころ満載でとても楽しい映画です。
ぜひ見て欲しいなと思います。
何がツッコミどころなのか(ネタバレあり)
「シンデレラ」という著名な作品があるせいで、元のストーリーに囚われている感じがする。
これは、ストーリーが元の「シンデレラ」のお話に引っ張られ、無理やりキャラクターが動かされているような違和感を感じたということです。
そのため、最初から最後までキャラクターの心情に没入できず、放置のまま物語が進んでいきました。本来、笑いそうなシーンでも、お話についていけていなかったためか、スベっていました。(洋画のジョークが私に通じないだけなのでしょうか。。)
主人公エラのキャラがブレている
エラが王様の銅像に登ってしまうくらい非常識な子(よく言えば、わんぱく)であるのに、舞踏会へ行った時には急におしとやかになったため、「そんなキャラやっけ?」と思いました。
わんぱくで発想力が豊かなので、そこは舞踏会に行っても堂々としているべきなのではないかと思いましたね。(シンバルを倒して注目の的になった時、とても恥ずかしそうにしていたのが不思議でした。)
今日はこの辺にしておきます。
とても面白いので良ければ見て、感想など共有していただけると嬉しいです。