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センターまで15歩

むかし、何かの雑誌の記事か
もしくは誰かが言ってたのか
「見えなくてもセンターまでは歩数で分かる」
ってのを真面目に実践していた岩﨑です。
これ重要。

いま、どこにいる?
舞台上には番号が振られています。
センターが0番。
そこから上手下手に
1ずつ増えていきます。
場当たりなんかしてると、
「上手の3番ちょい奥」とか
立ち位置を指定されます。
自分の位置が決まっても
それをわざわざ番号を
確認しながら位置にはつきません。
昨日の目線の話で、
番号に目をやると
そこに意味がうまれてしまうから。
チラ見禁止!

感覚で覚える
極論これなんですけどねw
毎回100%その場所にいけるなら。
立ち位置には意味があります。
お客さんが観やすい位置。
関係性が出ている位置。
派手にみえる位置。
照明の関係上、音響の関係上などなど
多くの理由がある
責任のある位置を
感覚で100%再現できるあなたは
天才です。

じゃあ歩数しかねぇ!
ぼくは感覚で100%の再現は無理なので
その位置まで歩数で覚えたりします。
ただ、いち、に、さんって覚えるんじゃなくて
その場所までの歩数を身体で覚える派です。
例えば、上手そでから、上手の1番に走っていくとしましょう。そこまでが歩数で15歩だとしましょう。そしたら、裏で15歩ダッシュの練習をします。その15歩ダッシュと、上手1番が同じ距離であれば問題ないですよね。もちろん回りの景色も違うので、その辺を場当たりでつめていくんですが、感覚と歩数を合わせた覚え方です。

以上です。
ただし、ぼくの予想ですが
大半の人は、感覚で問題がない
今まで失敗がない領域の
舞台をやっていると思います。
ただ、いつどんな細かい芝居の
オファーを受けても良いように
普段から歩数と歩幅は
頭に入れておきましょう。

明日は「暗転の達人」です。
お楽しみに!

※このnoteでは#舞台役者 を始める方向けに、ぼくの経験をお話しています。役立つ情報を発信していきますので、是非スキ&フォローよろしくお願いします💪

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