キャリアコンサルタント試験ってこんな感じ
資格を目指したきっかけ、養成講座について、と書いてきたので、
今回は試験についてです。これが一番需要高そうな気もする。
はじめに
試験機関の話とかを細かく話し始めると、長くなってしまうので割愛しようと思います。説明っぽくなってしまいますし。
ブログで、その辺りの説明をしているので、良かったらご参照ください。
・キャリコン国家資格 筆記試験
・キャリコン国家資格 実技試験(概要)
・キャリコン試験 JCDAとCCの違い
試験概要について
ブログを紹介したとはいえ、やはりサクッと試験概要には触れておこうかと思います。
キャリコン試験には出題機関が2つあります。
・日本キャリア開発協会(JCDA)
・キャリアコンサルティング協議会(CC)
どちらも筆記試験と実技試験があり、筆記試験の内容は一緒、実技試験の一部が異なる。という形式になってます。
正直なところ、国家資格なのに試験の内容異なってていいの?って思いますけど、そこは、偉い人たちが決めた結果なので。(キャリアコンサルタント関連の所轄官庁は厚生労働省)
<筆記試験>
設問数50問 / 時間100分
全てマーク式 / 7割以上で合格
<実技試験>
・論述(2つの試験機関で問題が異なる) / 50分
・ロールプレイ / 15分
・口頭試問 / 5分程度
150点満点で90点以上で合格(それぞれ最低基準ラインあり)
筆記および実技、両方合格して、晴れてキャリアコンサルタント国家資格が得られる(厳密にいうと手続きなどがある)わけです。
私は、日程の都合で(実技試験は、2つの試験機関で実施日程に1週間のズレがあります)協議会での受験をしました。
筆記試験(第4回受験)
ここからは、私の話になります。私は国家資格化してから4回目の試験を受験しました。今ほど試験対策方法なども確立されておらず、過去問を何度も解いたり、養成講座のテキストを読み返したりして対策していました。
第1回~3回の〔筆記試験〕は、各種理論の問題以外には、倫理的なものや常識的な設問が多く、70点という基準点をクリアするのは簡単でした。(そういうと負け犬っぽくなるのですが…)
しかし、第4回の問題は設問が急変しまして、、
〔筆記試験〕を落としました。結構なショックでした。
設問が急変というのは、統計や各種調査結果を絡めた設問が増えたこと。試験中わからなすぎて笑ったぐらいです。
全体の結果を見ても、それまで筆記の合格率は60~70%であったのに対し、第4回は20%前後にまで急落しました。
ブログの方でも重複したことを書いてますが、この結果を受けて受験生からは大ブーイングでした。
・(各社の講座受講者などから)講座で一切触れてない内容
・傾向があまりにも変わりすぎ
・答えの判断がつかない問題もあった
2つの試験機関からwebで回答が出されるのですが、一度出したものを引っ込めたり、修正されたり、一律全員正解とする対応をとる設問もあったりと、テキトーだなと当時感じた記憶があります。
⇒ 今は体制も整って安定しているようです。
実技試験(第4回受験)
〔論述〕は、あまり記憶にないのですが、1つだけ。
「機会」と書こうとして、「機械」と書いたことだけは覚えてます。
答案回収の時に気付きました…笑
漢字間違いはしたものの、論述は基準点を超えました!
〔実技〕は、「落ちない」という確固たる自信のもと受験して、ありがたいことに基準点を超えていました。
実技は、試験官の前で面談のロールプレイ(ロールプレイの相手は試験官とは別の人)をするのですが、試験の前後も含めて以下のような流れでした。もしかしたら今は多少流れが変わってるかもしれません。
1.受付
2.集合・説明
3.移動
4.待合室
5.移動
6.面接室前
7.面接室
8.説明の後、ロールプレイ開始
9.口頭試問
結果として
第4回で実技はパスしたものの筆記を落としたので、第5回で筆記のみ再受験をし、キャリコン資格をめでたく得ることとなりました。
ちなみに、かかった費用。
筆記:8,900円 × 2
実技:29,900円
合計:47,700円
(合格後の登録などにも手数料あり)
おわりに
キャリコンに限らず、試験というものは誰しもが緊張しますし、どこまで勉強すれば合格できるのかも明確に分かるものではありません。
試験の難易度にもアタリとハズレがあり、そんな中で、受験者は一喜一憂していきます。
それでも頑張れるのは、
・資格が欲しい
・お金掛けてる(切実…)
・取得後の夢がある
・対象への好奇心
・周りで一緒に頑張ってる人がいる
からではないかなと、個人的に思っています。
私は筆記試験で落ちたけど、落ちたからこそもっと勉強しなければと思えたし、勉強(特に統計など)する中で今の仕事との関連なども見えてきて、視野が開けた気もしました。
何事も捉えようで、落ち込むことがあったって、
感情の峠さえ超えてしまえば、ポジティブに変換できることも多いです。
キャリコンを目指そうか悩んでらっしゃる人、もしくはキャリコンに関わらず何か目標があって、進むべきか決めかねている場合などに背中を少しでも押せたら幸いです。
おわり。
追記
試験に向けておこなった勉強方法や、その中で見つけ出した考え方などは、今後、紹介したいと思います。
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