マガジンのカバー画像

母と娘の闘病記録

89
運営しているクリエイター

2019年5月の記事一覧

気持ちの確認。(私自身の)

診察が昼からだったので、モスバーガーで早めのランチを食べ向かう。
ふと、ランチを食べながら母は
「もし咲絵が一緒にいなかったら、こういう病院の日のお昼とかどうしてたんだろうね?」と言い出した。

私がいなかったら、通院の日にランチを楽しみにすることもなく、
粛々と通ってたのかなぁというつぶやきだったらしい。

私自身、今現在、社会からなんとなーく隔離されたような、宙ぶらりんなステータスで

もっとみる

ひさびさの婦人科診察。

6クール目投与後、20日目。

久々の婦人科診察日だった。

今日は聞きたいこと、確認したいのと、がたくさんあったので
多少の緊張感のある診察日だった。

確認したかったこと
7クール目は何を投与するのか?
今後はどんな治療方針なのか?
次のCTはいつ撮るのか?

それに加え、
母は職場に提出が必要な書類を書いてもらわなければいけない、という依頼もあった。

結論、7クール目

もっとみる

泌尿器科、ひとまず卒業。

6クール目投与後、15日目。

今日は泌尿器科の診察だった。
1ヶ月ほど前に手術前に入れたステントを外したのだが、その後の状態を見てもらうための診察だった。

結果、特に問題ないとのことで、泌尿器科の診察はこれにて無事終了となった。

婦人科、泌尿器科、皮膚科、脳外科といつくもの科を受診してきたが、1つ外せてほっとした。

とは言え、今日も本当に待たされた。
11時の診察予約で事前の尿検査などがあ

もっとみる

数日前から母の咳が心配だ。鼻水も出てるようなので風邪のような感じだが、肺に転移しているのではないか?と勘ぐってしまう。もし転移が起こるとしたら肺の可能性が高いと言われているので心配だ。何でもなければいいのだが。。。

母を治そう。そう改めて決意する。

今回、新たな手術について話を進めていくにあたり、久しぶりに、セカンドドクターのナオミ先生の著書を読み返した。

読むたびに、新しいことに気づいたり、見落としていたことに気づいたりして学びがある。

気づいたことまとめ。
やはり、抗がん剤だけで治ることはない。
今抗がん剤が効いて、腫瘍マーカーの数値も下がっている。
母の状態も極度に痩せてしまったりすることなく、比較的体力も維持できている。
頭の中で

もっとみる

そろそろスカート履いてもいいかなぁ。

6クール目投与後、12日目。

今日は久しぶりに母と息子とショッピングモールへ出かけた。

骨髄抑制のために、不要な人混みを避けてきたが、今回は母の副作用が弱いのと、白血球数もジーラスタのお陰で下がっていなかったので、良しとして出かけてみた。

幸いにも?動き回りたい盛りの息子がしばらくカートに乗っていてくれたので、ウインドウショッピング的なことができた。(息子がカートから下りてしまうと、追いかけ

もっとみる

手術の提案。

前回のCT結果をもとに、セカンドドクターから、手術を提案された。

元々初回のセカンドオピニオンの際に、
転移しているリンパ節を手術で除去する方法があり医師の紹介も出来ると言われていたのだが、思いのほか抗がん剤の副作用が強い母の状態を見ていると、
地元を離れ東京などで滞在しての治療を計画するのは難しいと感じペンディングしていた。

しかし、今回このタイミングでもらった話は、前向きに考えられる気がし

もっとみる

これまでで一番副作用がキツくなさそうな様子。

6クール目投与後、5日目。

今回、これまでと比較すると母の調子は一番良い。副作用がさほど辛そうではない。

もちろん、毎度のごとく出る痺れと手足の皮膚の痒み赤みは出ているものの、4.5クールに悩まされた胃腸の気持ち悪さ、それから来る食欲不振はだいぶ抑えられているようだ。

これまでも、投与から3-5日目くらいが症状のキツイピークで、食事があまり進まない時には栄養補助食品も勧めていたが、現時点でそ

もっとみる

6クール目が始まった。

6クール目投与後、3日目。

午前中は母の診察とジーラスタ注射。
白血球の減少を事前に防ぐ注射で、今回で3回目になる。
打つ時痛いらしい。
これを打ってからは骨髄抑制期間に熱を出すことが無くなった。効いているんだと思う。

診察は10時半の予約だったが、呼ばれたのは12時を過ぎていた。
血液検査のために9時半から来ていたので、午前中まるまるが病院に費やされた。久しぶりに母と待ちくたびれる。

もっとみる