あるある!歯磨き磨き残しの解決法
歯科衛生士さきです!
歯科クリニックでパートで働きつつ、自宅でベビーマッサージ教室を開催しております。
今回は歯科クリニックでお伝えする
「歯磨きについて」です。
ほんっとよく指導する方法
歯磨きの指導で聞くのがこのワード。
「鏡見てますか?」
多くの人が「見てます!」と教えてくれます。
しかし、「歯を見てますか?」聞くと、ほとんどの人が「え・・見てないかも」こう答えます。
そうなんです。
歯磨きの時に「鏡で歯を見ること」が抜けている方がホンッット多いんです。お口の中って、「感覚」で歯磨きしていることが多いです。
みなさんはお顔の化粧、感覚で化粧できますか?
私はできません。
眉毛とか絶対無理です(笑)
歯磨きも一緒です。
化粧で鏡見るなら、歯磨きも歯ブラシがしっかり当たっているか?どこをきれいにしたらいいか?確認しながらやることですぐにきれいに磨ける方が多いんです!
歯磨きの仕方よりも大切にしていること
私の考える「歯磨きの仕方」は、歯ブラシの当て方は2番目。
手の動かし方や、
腕の持っていき方、
歯ブラシの持ち方などの「体の動かし方」を第1に見ています。
手の動かし方がぎこちなかったりする場合、歯ブラシの当て方は動かす幅などを指導したところでお家で再現できない可能性が高いんです。
手の動かし方、腕の可動域などが狭い場合他の疾患も隠れているのでその辺りも確認するところになります。
手の動かし方がぎこちなかったりする場合、手のマッサージや指のマッサージをお伝えすることもあります。
必要であれば電動歯ブラシも提案したりすることがあります。
見ているポイント
前述に
・手の動かし方
・腕の可動域
・歯ブラシの持ち方
をあげました。
そのほかにも、話すスピードや口の動き、口臭などもちょこっと見てます。
口腔内を見る前からなんとなく予想がつきますよね♩(どんな口腔内なんだろ〜舌の動き悪そうだな〜低位舌かな〜緊張が強いな〜細長い顔貌だから口蓋高そうだな〜狭窄歯列かな〜口呼吸かな〜などなど)
見ているポイント(=アンテナ)がいくつもあれば、次の道筋がわかってきます。臨床7年しか経験ない私なので、もっとベテラン歯科衛生士さんは見るポイントがもっとあると思います。まだまだ私も未熟です・・・!
まとめ
歯磨き指導で意外と簡単に解決できる
「鏡でお口の中見てますか?」
についてでした!
歯磨きの仕方、学んだ通り患者さんにお伝えしたくなるんですよね。ここ磨けてない、、ここも、、、あ!ここの方がプラーク多い!!
なんて、できていないところに目が行きがちです。
「ここ磨けてないからここ指導が必要」よりも、なぜここに残るのか?を考えてみると患者さんの「は!そうじゃん!」と気づく瞬間が嬉しく感じるように思います♡
そして、
できるところにも目をつけてもらえると自分自身も嬉しいはず♩
患者さんがチェアを立ったときに見せてくれる「笑顔」。ありがとうって言ってくれて、帰られるのが嬉しいですよね♡これからも患者さんの未来が明るくなるような歯科衛生活動していきましょ〜!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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