歯科衛生士が口育士とった理由。
こんにちは!
歯科衛生士でベビーマッサージ講師のさきです。
私の所有資格は
国家資格である歯科衛生士と、
民間資格である、
・ベビーマッサージ講師
・口育士
・体軸ファシリテーター
・こども睡眠力アドバイザー
を所有しています。
歯科に関わる方以外でも取れる、
「口育士」
今では歯科衛生士・歯科助手だけでなく
保育士さんや、管理栄養士さんなど
子どもと関わるお仕事の方もとっています。
私が口育士をとった理由は
『学びたかった』からです。
治療のアシスタントや
歯磨き指導だけではなく、
子どものお口の発達について
これから必要な知識となると思い、
学びたいと思いました。
巷にあふれる育児グッズが
お口の発達を阻害するなんて
知らなかったから、学びたくなったんです。
産後10ヶ月頃に取得しました!
今回は口育士について
書いていきます。
口育とは?
口育とはお口が正常に発達することだけではありません。
いい歯並びを並べることでもありません。
「笑顔をつくる」「自分の人生に誇りを持てるようにする」
私はこのワードに口育っていいな。と思いました。
臨床に出て矯正治療で歯並びが良くなったで終了ではないな・・とつくづく思っておりました。その人がその人らしく、人生を楽しむことを歯科からサポートしたいと思っていたからです。
口育士とは
口育士(こういくし)〜oral manager〜
日本口育協会認定資格です。(民間資格)
全生涯的な口腔機能のマネージメントをする能力を持っている方のことです。
0〜15歳
乳児期から口腔機能の発達全般をマネージメント
<妊娠期>
出産直後からの口育指導、安定期の歯周病コントロールによる早産防止指導
<0歳〜>
哺乳指導、離乳食指導を通じた口育指導
<1歳半〜4歳>
う蝕予防指導管理を含めた口育指導
<5歳〜>
歯肉炎、う蝕予防、矯正治療を含めた口育指導
他に
16歳〜滋賀の保存による咀嚼の維持管理
65歳〜口腔機能低下症に対する管理
介護期〜訪問診療による口腔ケア、摂食・嚥下リハビリテーション
口育というとお子さんのイメージが強いかと思いますが、一生涯関わることができるのが口育です。
私は0歳さんに特化しているので主に、離乳食指導や体の緊張と心の緊張をほぐすところが強みです。
(まだまだ勉強中です・・)
口育士は何をしたら取れる?
日本口育協会のホームページより口育士資格取得申込みをタップ。
個人での申し込みの場合であれば、個人での申し込みフォームに入力します。
(法人申込も可能です)
申し込み後、テキストが届きます。
テキストと動画見ていただき、オンライン試験に臨みます。
(歯科衛生士であれば取れるような内容だと思います)
写真の読み取りなども行い、試験合格後、資格証が自宅に届きます。
口育士はどう活用する?
口育士の活用方法は様々です。
ご自身の現在のお仕事のスキルアップとしても使えますし、口育士と名乗って講座なども開講できるようです。
私は歯科衛生士として、実際患者さんのお口を見るときや離乳食教室の講師もしていることもあり、離乳食の考え方や在り方、与え方、育児グッズの正しい知識を歯科衛生士の知識プラスでお伝えしていることに活用しています。
しかし、私の感想としては
口育士のテキストだけでは物足りない部分もあります。
なので、口育士の内容からさらに深く学ぶ必要があると思います。
口育士のテキスト内におすすめ書籍なども掲載されていますので、参考にしていただくといいですね!
口育に関わる書籍の紹介
今回は口育士のテキスト内ではなく!
私個人の口育に関わる専門職の方も、一般の方も読めるような書籍をご紹介します。
子どもの“困った”を治すママの言葉かけ
歯科衛生士の上野清香先生著
自立心・自己肯定感をはぐくむ言葉かけがまとめてある書籍です。
口育は「自分の人生に誇りを持てる」とあります。
親子の関係で子どもの心と体の成長は全く違う人生を歩むと考えています。
その上で言葉がけって忘れがちだけど、
影響力はものすごく大きい。
例えば、
否定系言葉で伝えても、伝わりにくい。
例えば「走らないで!」ではなく、「歩こうね」
このほうが子どもには伝わるんですね!
〇〇しないで!と言われると
したくなるのが人間の脳の仕組みです。
なので、子どもにしてほしくない言葉を親が言ってしまっているという・・・
他に原子反射についてやお口の発達について、自己肯定感の土台にある自己有用感や自己効力感などにも触れており、本当にためになる本です。
実生活の育児にも活用させていただいております。
終わりに
口育士は一生涯人と関わることのできる資格です。
口育士をとって子育てをしている歯科衛生士さんほとんどが
「あの時知りたかった」
とおっしゃいます。
もちろん、情報はアップデートするため
このテキストが絶対ではないと思ってはいます。
しかし、迷った時の辞書となるのも事実です。
歯科衛生士で口育士を持っている人は
勉強している人と思ってもいいかと思います。
私は学ばない人からは学びたくないと思います。
みなさんはどうでしょう??
参考になれば嬉しいです☺︎!
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