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インドのコロナ緊急支援活動

お久しぶりです。インドのスラムの女性たちのための、ハウスクリーニング会社(SAKURA Home Service)を経営するさきです。

インドでは今年4月頃よりコロナ第二波が到来し、先月から今もロックダウンをしています。

働きに行くことができず、貯蓄もなく、「明日をどう生きていけばいいのかわからない」状態になってしまった人たちのために、先月より緊急支援活動を行っています。

これまでに、78名の方から1,276,375INR(日本円で約1,905,946円)お預かりしております。

デリー、ハリヤナ、ラジャスタン、ビハール、タミルナドゥ、オリッサなど、緊急支援が必要で、信頼できてかつ現地で動ける方のいる地域にて支援を行ってきました。

Amegumi福岡さんと共同で支援活動を行っており、デリー・ハリヤナ・ラジャスタンに関しては、弊社(SAKURA Home Service)スタッフとともに直接支援を行っています。

今回は、弊社にて直接支援させて頂いた活動の報告をさせていただきます。

2021年4,5月に、デリーのスラム125世帯(約375名)、ハリヤナ州の村55世帯(約165名)、ラジャスタン州の村40世帯(約120名)、合計220世帯・約660名(約327,800円)の方に食糧支援をさせていただきました。

ロックダウンの影響で、メイド、リキシャドライバー、道端の物乞い、建設現場の日雇い労働者など、多くのスラムの人たちの収入がゼロになってしまい、食料を得るお金もなく、不安な日々を過ごしています。その多くの人たちは、貯蓄が尽きてしまい、政府や我々のような活動家からの支援を待っていたと話していました。

昨年のCOVID-19のパンデミックと異なる点は、昨年はコロナへの恐怖心よりも何とかして金銭を得ようと、ロックダウン中も物乞いをしたり外に出ていたようですが、今年は医療崩壊やより感染力の強い変異株への恐ろしさから、外に出ることすらできなかったと話していました。

そういった人たちが明日を安心して生きれるよう、最低限の食糧(米、小麦など中心)を支援しました。

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支援中の混乱を避けるべく、事前にトークンを発行して、順に取りに来てもらうようなオペレーションを組みました。

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ただ、生活に困っている人たちが多く、噂を聞きつけたトークンを持っていない人たちも殺到してしまうハプニングもあり、近隣住民とのトラブルの可能性も考慮し、深夜に食糧配布を行った日もありました。

食糧を受け取った皆さんは、ほっと安心された表情をされてました。

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インドのコロナ第二波は、ピークを越え、感染者数も減少傾向に入っています。このまま落ち着くことを祈るばかりです。

その他地域の支援報告は、福岡さんのブログに詳細記載ありますので、ぜひご一読ください。

支援活動の詳細、寄付問い合わせ先はこちらです。

Twitterにて、支援活動のタイムリーな報告も発信してます。


この度は、ご寄付頂いた皆様、本当にありがとうございました。



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