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18.【占い鑑定】文字だけのやり取りにおける「傾聴」とは?

占い師でライターの沙木貴咲です。
メール鑑定文の書き方ですが、今回は「文字だけのやり取りにおける傾聴」について。
口頭でのやり取りでも傾聴にはコツが要りますが、メール鑑定ではご相談者さんの気持ち・意志をどう汲み取ればいいのか、詳しく解説します。

また、そもそも「傾聴って何?そんなの占いに必要なの?」という方に向けて、傾聴のご説明もします。
参考書籍もご紹介もしますので、ぜひ参考になさってください。

傾聴とは?


傾聴とは「耳を傾けて相手の話を熱心に聞くこと」ですが、ただ話を聞くのではなく、「相手の立場に立って、共感しながら積極的に理解しようとする聞き方」です。
心理カウンセラーがカウンセリングで使う手法ではありますが、占い師にも必要なスキルです。

理由は、占い鑑定を利用するお客さんの目的は2つあるため。

1.悩みを解決したい
2.苦しい気持ちを理解してほしい

占い鑑定においては「2」が重要で、これを無視して問題解決だけすると、「あの占い師は私の気持ちをわかってくれない。冷たい人」と評価されてしまいます。

問題を解決するだけなら占い以外に方法はいくらでもあるわけで、お客さんが「なぜわざわざ占いを選んで相談しに来ているのか?」を考えると「共感と理解」は欠かせません。
そして、傾聴によって自分を信頼してもらった上で鑑定すると、結果を受け入れてもらいやすくなるでしょう。

ちなみに。傾聴について書かれた書籍は以下が秀逸です。ぜひ参考になさってください。

まずは入門編。

さらに深く傾聴を学ぶならこちら。

共感について深掘りするならこちら。


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