![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148420326/rectangle_large_type_2_67e7ff34f238e98fe172d026ebc3bb30.png?width=1200)
「怒る」ということ
友人と「怒ること」について話したときの考えの整理。
そこそこ付き合いのある友人から
「あまり怒らない人だという印象がある」と言われて驚いた。
実際、頭の中では怒っていることは多々ある。
(むっとする程度から一日中イライラとすることまで)
そのように言われたのは、その友人とは知り合って1年程だから
怒らなくなった(?)私しか見ていないからなのだろう。
20代前半までは怒りも口に出していたはずだ。
私はいつから怒らなくなったんだろうか。
怒りを言葉にして伝えるとき、
その後のその人との関係や、その様子を目にしてしまう周囲の方々の事を
思うと気軽に怒りを口に出せない。
誰かに怒りをぶつけた後、相手を言葉で傷つけてしまったかもしれないということが、後悔として残ってしまう。
そんな可能性を思うとやはり、怒れない。
また、私の性格上、寝てしまえばある程度の怒りは鎮まる。
その場を深呼吸してやり過ごせば、気づくと冷静になってしまう。
そうなると、「私はこう言われる(される)と腹が立つんだな」など新しい発見にも繋がるから、怒らないのが吉だと思っている。
発した言葉は怖いものだと思う。
怒りの感情を鎮めて、冷静になった状態で、論理的に考えまとめた言葉でも
相手を傷つけてしまう可能性は大いにある。
むしろ逃げ場を封じた正論の方が傷つけたりもする(した&された経験より)。
相手を傷つけずに自分の気持ちをぶつけるというのは
相手の背景、性格をよく知っていないと難しいのではないだろうか。
ならば距離を取るという選択を取ってしまう。
私は人と距離を取るタイミングが少し早いようで、
「優しそうで、結構冷たい」
とも言われたことがあるのだが、そんな私の人付き合いをみてのことだと思う。
人に怒ること、人に優しくなること、
経験と技術が必要だな~なんて思い、最近そんな話を友人としたら
「考え過ぎじゃないか。私には気持ちをぶつけてしまって問題ない」
と笑われた。
あなたが自分が思っている以上に繊細で、
傷つきやすいからこんなに悩んでいるというのに…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?